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専門獣医師が解説するフトアゴヒゲトカゲのケージの選び方〔Ver.2〕ネットで買えるお薦め商品ベスト4!

2 フトアゴヒゲトカゲの飼育 この記事は約 5 分で読めます。 11,194 Views

ケージは何をポイントで選んだらよいの?

フトアゴヒゲトカゲを飼う時にまずは必要なものは入れ物です。つまりケージがないと飼えませんし、見た目もかっこよくしたいですよね。幼体の時は小さいケージで飼えますが、すぐに大きくなってしまう場合には、成長に合わせてケージも大きくしないといけません。爬虫類は温度管理が大切な動物といわれていますが、その温度を管理するライトやヒーターなどが取り付けられるのかも大きなポイントになります。たくさんの選ぶポイントがありますが、まずは爬虫類が快適に暮らせる環境を再現できるケージであることが一番大切だと思います。

選び方

大きさは?

飼育しているフトアゴヒゲトカゲの大きさでケージのサイズを考えてください。乾燥した地域の地表に住み、低い岩場に登って日光浴をすることを好むので、高さの低いローケージでもよいのですが、大きくなるので60~90㎝の幅のケージが欲しいです。

素材は何?

爬虫類ケージは、ガラス製、プラスチック製やアクリル製の商品があります。ガラス製のケージは重さはありますが、丈夫に作られており、中の生体が綺麗に観察することができます。プラスチック製やアクリル製のケージは、軽くてメンテナンスが楽です。しかし、爪で壁をひっかいて傷だらけになってしまいます。

扉や蓋は?

爬虫類用のケージには、便利な工夫が施されています。爬虫類は鳥が天敵が多いため、水槽や天面を開けるケージプだと餌やりやメンテナンス時に怖がらせてしまいますが、前面扉なら怖がらせる心配がないです。扉の開け方にはスライド式と観音扉式があり、観音扉式のほうが間口が大きく開くため、大きいものの出し入れにも便利ですが、普段の世話だけであれば、スライド式でも大きな問題はありません。

コードの穴・ライトステーはあった方がよい?

フトアゴヒゲトカゲの飼育には、ライト類やヒーターを使うので、これらのコードをケージの中に通す穴が最初からついているケージが理想です。ケージ内にヒーターを設置できれば、生体を効率よく暖めることができます。ケージに自分でコードの穴を開けるのはとても大変です。バスキングライトや紫外線ライトの電球タイプのライトクリップをとりつける支えとなるライトステーが付いているととても便利です。

お薦め商品

第4 ニッソー WILD PLANETケージWP1260

 

超ビック120cmケージ!ガラス製の水槽タイプで、小さな横幅30cmから120cmの大きな8種類のサイズあります。メタルフレームなので重厚感があり、存在感抜群です。蓋はメタルメッシュと通気対策のマイクロメッシュと2重になっています。鍵付きのスライド式前面扉、そしてコード穴やランプステーも付いています。底面にパネルヒーターを入れるスペースもあります。

 

第3位ゼンスイタフキュービック604545ガラスボードタイプ

 

えっ組み立てる水槽?アルミフレームとガラス板を使って、自分で組み立てる水槽タイプです。振動防止部品を使ってているので、ぐらつきもありません。横幅も60、90、120㎝と選び放題で、前面扉のスライド式で鍵も付いています。床面は割れないアルミボードです。蓋はステンレス製のメッシュになっており、コード穴も付いています。側面と背面はガラス以外に、アクリルのスリット、ステンレスの柵、アルミボードと好きなものを自在にとり付けられます。

 

第2位 ジェックスエキゾテラ グラステラリウム9045

 

ローケージならコレ!インテリア性が高いガラス水槽ですが、機能性も十分過ぎます。前面の観音扉、メッシュスクリーンの蓋、コード穴、ランプステー、換気システム、ワンタッチロックの鍵も付いています。サイズも形も豊富で、写真の横幅90cmの商品には、高さが33、48、62.5cmと3種類から選べるし、低いものならローケージとして使用できます。

 

1位 サンコー パンテオン ホワイト

 

まるでインテリア!組み立てて自由自在!ガラス製の水槽タイプで、サイズは横幅45㎝の小型のものから90cmの大型と7種類。大型の水槽タイプではどうしても黒色ばかりですが、ホワイトのアルミ製フレームはものすごくおしゃれ!機能も半端じゃありません。メッシュスクリーン蓋、鍵付きのスライド式前面扉、コード穴、ランプステーも付いています。ノックダウンの組み立て式で、パネルユニットを組み替えて、側面の通気メッシュの位置も上下に変えることがで、足付きなので底面と床の間にパネルヒーターを置くこともできます。

 

まとめ

初めて爬虫類を飼育する際にはどのケージにすれば良いのか本当に迷うと思いますが、長年爬虫類を飼育している人もいつも悩んでいます。生体に応じたレイアウトならびに飼育環境を用意することは、ケージがないと始まりません。飼育ケージは毎年のように新しい商品が出回っていますので、常に新しい商品をチェックしていきましょう。

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