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【ヒョウモントカゲモドキの完璧脱皮不全対策!】

レオパの脱皮不全で困っていませんか?

●脱皮は皮膚の古い角質が剥がれ落ちることです。元の角質から新しい角質ができる時に、その間に休みがあるため、古い角質は浮いてはがれ落ちます。新陳代謝がよいと脱皮の頻度は短くなりますが、頻度の決まりはなく、環境や体調により、回数はかわります。ヒョウモントカゲモドキは、体の各部位が所々にポロポロと脱皮すり部位脱皮と呼ばれます。
●ヒョウモントカゲモドキの脱皮の頻度や間隔は、個体差があります。幼体では頻繁に脱皮し、若い個体であれば2週間に1回くらいの頻度で脱皮します。年をとると脱皮の回数が減ってきます。
●脱皮前には体が白色を帯びてきます。その後に皮が浮いてきて、自ら物に古い皮膚を引っ掻けてはがし、おおよそ2~3日もあれば完了するのが普通です。
ヒョウモントカゲモドキ舌ヒョウモントカゲモドキ脱皮前

●4日を過ぎても脱皮が終わっていない場合は脱皮不全の可能性があります。
●脱皮不全になると、死ぬことはまれですが、古い皮膚がはがれずに残ります。特に指や尾に古い皮膚が残ると炎症がおき、目の周りに残ると、目が開かなくなります。
●脱皮不全の原因は、湿度不足、温度管理が不十分、ストレスが大きく関与しています。

脱皮不全~痛そう~(涙)

●脱皮不全の原因は、湿度不足、温度管理が不十分、ストレスが大きく関与しています。脱皮不全の予防はずばり、原因となる要因をなくすことです

①湿度をあげる

②温度管理

③ストレスを与えない

●色々なサイトにヒョウモントカゲモドキの記事が多く書かれていますが、ここでは細かいことを省略し、フォーカスを上記①~③に沿って専門獣医師が解説をします。

ヒョウモントカゲモドキの病気情報を知りたい人はコチラ!

①湿度をあげる

●ケージ内の湿度が低く乾燥すると、上手く古い皮膚を脱ぐことができずに脱皮不全が起こります。
●生息地は、夜間のみは夜露により湿度が高くなるような環境で、常に乾燥しているわけではありません。
湿度を上げる目的で水容器を設置し、保水性のあるシェルターあるいはシェルター内に湿らせた水ゴケなどを入れる、定期的に温浴、散水や霧吹きなどの策がとられています。
●湿度を保つためには、飲水用の水容器をケージ内におくだけでも多少は上がります。ちなみに脱皮前の湿度は70%位が理想ですが、乾燥した冬場は20~30%くらいなので、湿度を上げるのはとても難しいです。水容器の設置だけでは上がりませんので、以下の方法をいくつか組み合わせてください。
●飲水の水容器を少し大きくして、ヒョウモントカゲモドキが自ら中に入れると、脱皮がうまくいくかもしれません。
●シェルター内に湿らせた水ゴケなどを入れてください。
ヒョウモントカゲモドキミズゴケシェルター
●保水性のあるシェルターとはウェットシェルターのことです。上の窪みに水を張って、ケージ内の湿度を上げることができす。水を入れだけで、ウェットシェルター内の湿度も上げれることができます。また、素焼きで出来ているので、脱皮した皮膚がひっかかりやすく、脱皮が上手くできます。
ヒョウモントカゲモドキウエットシェルター 

脱皮不全の救世主!ウェットシェルター

●体が白色を帯びて脱皮が近づいたらヒョウモントカゲモドキに直接散水や霧吹きをしてください。ケージの加部にも水滴がつくほど行うとよいでしょう。
ヒョウモントカゲモドキ霧吹き
●ヒョウモントカゲモドキは地上で生活していて、ほとんど水に入ることはありませんが、夜露をなめて水分をとっています。十分な水分を確保するために温浴をさせて水を飲ませることも大切です。

②温度管理

●ヒョウモントカゲモドキは寒さに弱く、温度が低くなると活動が低下します。その結果脱皮が始まっても、自ら古い皮膚を脱ごうとしません。
●温度管理もしっかり行い、特に気温がる冬は11月か常に温度管理に気を配って、パネルヒーターなどで保温をしましょう。
●頻繁に舌なめずりをし、目もなめて乾燥を防いだり、口周りに付着した水滴などを舐めとります。活動性が落ちると、目もなめれないので、目の周りに脱皮不全が起きやすいのです。
ヒョウモントカゲモドキ舌

③ストレスを与えない

●脱皮の最中に、環境の変化などによる強いストレスを受けると、途中で脱皮を止めて、脱皮不全になることがあります。
●脱皮を控えているヒョウモントカゲモドキには、あまり構わずに、そっとしておいてください。
●病気や病弱で脱皮ができなくなることもあります。

脱皮が始まったら、そっとしてあげて!

おまけ(脱皮のお手伝い)

●脱皮不全の対策をしていたのにも関わらず、万が一脱皮不全になってしまった場合は、飼い主が脱皮を手伝ってあげましょう。
●古い皮膚が残っていると自分で指先などを噛んではがそうとします。その時に噛んで指先を傷つけてしまうことがあります。
●古い皮膚を無理やりに剥がすのではなく、浮いてきた白色の古い皮膚を綿棒なので少しずつ取り除いてあげます。
●ふやかしてから取り除いてあげると楽かもしれません。タッパーなどに30℃程度のぬるま湯を張って、ヒョウモントカゲモドキを入れてあげます。しばらくして古い皮膚がふやけたら、柔らかい綿棒などで脱皮不全箇所を軽くこすってあげます。
●一度に全部取り除くというよりも、ストレスのないように少しずつ行ってあげてください。

無理やりでなく、優しく撫でるようにしてあげて!

●目の周りの脱皮不全は、はがすのは大変なので、獣医師にやってもらいましょう。