フェレットの耳掃除と爪切りはどうしたらよいの?〔専門獣医師解説〕
どうしてます?家でやっていますか?
フェレットは耳垢がたまりやすく、また爪も伸びますので、定期的に耳掃除と爪切りが必要になります。そのためには、しっかりと保定(おさえること)しないといけません。
保定できますか?
保定は、フェレットの首の皮を捕まえて持ち上げます。一見、虐待していそうにもみえますが、母犬や母猫が子の首の皮を加えて移動させているのと同じです。この保定はフェレット自身は痛くはないので安心してください。保定ができないと、耳掃除や爪切りができません。
耳掃除
耳掃除は基本的にフェレットは嫌がります。細い綿棒を使い、イヤークリーナー等の液体で湿らしてから行って下さい。上手く耳垢がとれずに、反対に押し込んでしまう可能性もあります。そして、耳の奥の方まで綿棒を入れて怪我をされも困るので、入口付近の掃除だけでもかまいません。
フェレトの耳の穴は小さいので極細の綿棒を使います。
細い綿棒はコレ!
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イヤークリーナーはフェレット専用の商品があります。
フェレット用イヤークリーナ―
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いくら耳掃除をしても汚れがとれない場合は、耳ダニかもしれません。動物病院で耳ダニがいるか検査をしてもらって下さい。
爪切り
フェレットは猫のように自分で爪を研ぎませんので、爪切りが必要になります。伸びた爪は折れやすいうえ、また爪が割れることが多いです。おとなしい性格であれば定期的に切ってあげましょう。もし短く切りすぎて出血したら止血の粉を塗ってとめてください。
小さい爪切りを使って!
小さいながら使いやすい!
止血の粉は用意しておいて!
一家に一つ!
フェレットの病気の本ならコレ!
解剖や生理そして病気のことが分かりやすくまとまって書いてる本!