専門獣医師が解説するフェレットのペレットの選び方|ネットで買えるお薦め商品ベスト7!
どれも同じ?
フェレットに与えるペレットは、どのメーカーもあまり変わらないともいわれています。では何を基準で選んだらよいのでしょうか?フェレットは同じペレットを飽きずに生涯食べ続ける動物です。もし食べているメーカーが製造中止になったことも考えて、幼体から2~3社のペレットを混ぜて与えるようにしましょう。
選び方
フェレットは肉食で、消化官が短いことが特長です。消化性と吸収性に優れ、動物由来の素材で作られたものを選んで下さい。特にタンパク質と脂肪が動物由来であるかを確認し、高タンパク高脂肪のペレットが理想になります。
海外メーカー?国産メーカー?
フェレットはペレットを違うメーカーにすると食べてくれないことあります。海外メーカーの商品は搬送が遅れて、入手ができなくなることがあるので、必ず国産のメーカーの商品を少なくとも1社は与えるようにしてください。
成分組成は?
フェレットは肉食動物で消化官が短いので消化性・吸収性が良い動物性タンパク質・動物性脂肪を与えなければいけません。一般的に良いとされる栄養組成数値は下記の通りです〔Carpenter 2000〕。
- 粗タンパ ク質32~ 38%
- 粗脂肪 20~30%
- 粗繊維 2%以下
非繁殖個体には30~40%、幼体や繁殖期では最低35%が必要という報告もあります〔Bell 1999〕。
原材料は何を使ってるの?
原材料は多く含まれている材料から記載されています。一番多く含まれている原材料が、とうもろこし(コーン)であるペレットもあり、肉食動物に与えるフードの主原料が植物性を使っていることが疑問です。おかしいです安いには安いなりの理由があるので気をつけましょう。
味はおいしい?
フェレットにも好き嫌いがあるので、よい商品を選んでも食べなければ意味がありません。嗜好性を上げるために、糖類や果汁が配合されているものもありますが、極力さけて下さい。
成長ステージ別?サプリメント配合?
フェレット用のペレットには、幼体、維持期、老体用の成長過程に対応している商品があります。ビタミンやミネラルはもちろん、乳酸菌をはじめとする色々なサプリメントが配合されたペレットが多く見られるようになってきました。自分のフェレットに合った商品を選んであげましょう。
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お薦め商品
第7位 バージェス エクセル専用ペレット フェレット 2kg
英国National Award(国民賞)受賞ペレット!英国やヨーロッパをはじめ、世界35ヶ国以上で販売されている老舗バージェス社のフェレット用フードです。皮膚とお腹を強くするペレットで、免疫力を強くします。
第6位 マーシャル プレミアムフェレットフード 623g
老舗マーシャル社のペレット!長年愛用され続けた信頼のマーシャル社の幼体ならびに維持期用のペレットです。鶏肉成分を中心に天然素材で作られています。このペレットを与えると便の臭いも抑えられます。
第5位 トータリー 低アレルギー 350g
軟便気味のフェレットにはコレ!鶏肉不使用で、七面鳥・鹿肉・ラム肉等を使用したアレルギーを起こしにくいペレットです。便が緩くで困っているフェレットには、まずはこのペレットを与えて反応をみてください。健康によいオメガ脂肪酸を使っています。
第4位 サンコー フェレットプラス ダイエットメンテナンス1.2kg
コストパフォーマンスが高い!国産のメーカーで、国内の鶏生肉使用しています。粗タンパク質40.0%以上、粗脂肪19.0%以上と高タンパク、高脂肪の成分で、タンパク質の90%が動物素材です。小麦不使用で消化性の優れたペレットに仕上げました。ビール酵母に乳酸菌も配合されています。
第3位 イースター フェレットセレクション パフォーマンス 1.5kg
4歳までのフェレット用ならとりあえずコレ!有名な国産メーカーであるイースター社のペレットです。丈夫な肉体作りと健康の維持のために高カロリーに作られていますので、幼体~維持期のフェレットに向いています。初乳成分のヌクレオチド、血液循環を改善するDHA・EPAが配合され、ビール酵母と乳酸菌も含まれています。
第2位 ズプリーム グレインフリー フェレット ダイエット 1.8Kg
腸の弱いやせているフェレットにはコレ!消化吸収をよくするために、小麦粉を使わずに腸の負担の少ないサツマイモとエンドウ豆で仕上げたペレットです。鶏肉と卵をベースに、粗タンパク質42%、粗脂肪18%にまで栄養価を上げました。
第1位 イースター フェレットセレクションシニア 1.5kg
年より向けサプリメント不要のペレット!第2位のパフォーマンスに自己治癒力を高め病気やストレスに強い体質を維持するアガリクスが配合されています。高齢になると病気になりやすいフェレットへ考えられるサプリメントを全て配合しました!
まとめ
フェレット用のペレットは似たようでありながら、原材料や成分をよくみて選んでみるべきです。意外と嗜好性も異なり、食べる食べないがはっきりしていますので、いろいろと与え比べなないとどれがよいのか分からないです。