給餌 ヘビにエサを与える基本的な方法は、ピンセットで餌はつかんで直接ヘビの鼻先まで持っていき、小刻みに左右に振ることで飛びついてくるのを待ちます。床に餌を置く方法もありますが、餌と一緒に床材を口にしたり、餌に食いつく際に […]
紫外線ライトと赤外線ライト 昼行性の爬虫類では体温を確保するための赤外線ライト(バスキングライト)とカルシウム代謝に必要な紫外線ライトを必要とします。しかし、ヘビの飼育では紫外線ライトは一部の種類を除いて不要です。国産の […]
ヘビの飲水 ヘビは捕らえた獲物からも水分を摂取しますので、水だけを大量に飲むことはありませんし、ヘビの種類や大きさ、あるいは個体によって飲水量は異なります。水を求めて水中に入る行動をとることもありますが、食後や体温が上が […]
鱗の名称 ヘビは鱗で全身が覆われていますが、大きな獲物を飲み込めるように皮膚を伸縮させます。また、ヘビの鱗にはさまざまな形や大きさがあり、鱗は粒状あるいは板状ですが、表面が滑らかで、あるいは縦方向の隆起や竜骨がある場合も […]
IBDとは封入体疾患 ボア科とニシキヘビ科(パイソン)のヘビでは封入体疾患(IBD:Inclusion Body Disease)と呼ばれる中枢神経疾患を示す感染症が世界的に有名で、1970 年代にアメリカで最初に発見さ […]
鋤鼻器 ヤコブソン器官(Jacobson’s organ)は嗅覚器官で、鋤鼻器(Vomeronasal organ)とも呼ばれています。カメやワニでは鋤鼻器はほとんど消失しており、ヘビやトカゲなどの有鱗目で非 […]
赤外線感知感覚器 ピット器官(Pit organ)は一部のヘビが備える赤外線感知器官です。ボア科ボア亜科、ニシキヘビ科、クサリヘビ科マムシ亜科のみがピット器官を持り、ボア科、ニシキヘビ科は人間でいう唇にあたる鱗(上唇板、 […]
プラグで便秘? 尿酸排泄するヘビやトカゲ(特にヒョウモントカゲモドキ)では尿酸が固まって、あるいは結石になって総排泄腔や腸管に蓋をするようにつまって便秘を起こします。このつまったものを尿酸プラグ(Urate plug)と […]
ヘビはトカゲから進化? ヘビは四肢を欠き、細長い体をくねらせて移動します。本来トカゲから分化し〔Wiens et al.2002〕、その独特のスタイルになった進化の過程をめぐったのは、地中での穴掘りに適応したとする説〔W […]
ヘビの種類・生態・飼育・疾病が細かく書いてあるカラーアトラス 著者:霍野 晋吉 中田友明 発行:緑書房 書評 爬虫類・両生類の解剖・生理、そして飼育法、病気にについて書かれています。たくさんのカラー写真を載せていますので […]