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専門獣医師が解説する爬虫類の紫外線ライトの選び方|ネットで買えるお勧め商品ベスト7!

爬虫類にとっての紫外線とは?

●昼行性の爬虫類は太陽光を浴びて体の調整が行われます。特に保温効果と骨・甲羅の硬質化という重要な役割を太陽光は担います。
●爬虫類を飼育する際には、光と保温のためのバスキングライト、骨や甲羅の形成のための紫外線ライトが必要になります。
●紫外線は人の目には見えません。バスキングライトのように暖かくないので、なかなか実感しませんよね。

昼行性の種類には紫外線が必須!

紫外線は主に3つに分けられる!

●紫外線は約260~380nmの波長で、UV(Ultra violet)と略記されており、波長が大きい方からUV-A、UV-B、UV-Cと分けられ、それぞれの波長によって生体に与える効果が異なります。

UV-A(約315~400nm)

爬虫類に対して食欲の増進や脱皮の促進効果、ならびに繁殖の引き金になるともいわれています。
フトアゴヒゲトカゲ

UV-B(約280~315nm)

爬虫類にとって一番重要なもので、UV-Bの照射によって、体内のビタミンDを活性化したり、カルシウム代謝に関与しています。
ケズメリクガメ

UV-C(約100~280nm)

UV-Cは危険な波長域の紫外線で、自然界ではオゾン層や大気に吸収されて、地表にはほとんど到達しません。我々人の生活の中で殺菌目的の紫外線灯が使われていますが、爬虫類用の紫外線ライトにはフィルターが入っており、UV-Cがカットされるようになっています。

●紫外線の中で重要なのはUV-Bで、ビタミンDの合成をし、カルシウムの吸収促進を促進します。カルシウムを体内に取り込ませるためには、ビタミンDが必要になります。ビタミンDはエサからとるか、UV-Bを体に浴びることで、体内でもつくられます。
●太陽光による日光浴、または屋内飼育では爬虫類用の紫外線ライトが使われないと、骨や甲羅が柔らかくなり、くる病代謝性骨疾患になり、短命で終わります。
代謝性骨疾患
●夜行性の爬虫類は紫外線を欠いても、体内でのみビタミンDを合成するため、基本的には紫外線ライトはいりません。

ライトのタイプは2つ!

●爬虫類用の紫外線ライトは、蛍光灯タイプと電球型タイプの2つのタイプがあります。

蛍光灯タイプ

●蛍光管タイプは熱帯魚用のスタンドライトに取り付けて使用するので、スタンドライトと水槽は決まったサイズの物になります。購入前に水槽のサイズを確認しなければなりません。
●従来から細長い蛍光灯タイプが使われ、ライトスタンドに取り付けて使用します。水槽の上に乗せて使用し、全体にUV-Bが照射されるようにします。
紫外線ライト 爬虫類用紫外線ライト 
●水槽以外にも飼育用のケージの天井に取り付けることができれば使用でき、水槽やケージ全体に紫外線を照射できるのが特徴です。
紫外線ライト

電球型タイプ

●電球型タイプは、蛍光管をU字にしたり、コイル状にしたものがあります。どちらも電球用のソケットに取り付けて使用します。
紫外線ライト 爬虫類用紫外線ライト
●小型のケージや水槽以外の自作のケージに取り付けられます。しかし、照射範囲が限定的になってしまうので、ケージの両端にライトを2つ取り付けたりと、よく考えて設置してください。
紫外線ライト

使い方

●紫外線ライトはバスキングライトと併用して、朝から夕方まで点灯するようにします。可視光も出ているので、夜間は消灯してください。
●紫外線が極端に強すぎても悪影響を及ぼしますので、生息している場所を考えて距離を調節したり、タイマーと連動させて照射時間を調整しましょう。この程度が決まりがないので難しいところです。
●紫外線はガラスなどによって吸収されてしまいますので、観賞魚のように水槽のガラス蓋の上にライトを乗せても意味がありません。直接光があたるように設置してください。窓際にケージを置いて太陽光を浴びさせても、紫外線はガラスによって吸収されるので、その時は網戸にしてください。

ガラス越しの日光浴だと紫外線の効果なし

●紫外線もどのくらいの強度のUV-Bをどのくらいの距離で、何時間あてればよいのか?という明確な指標はありません。
●紫外線ライトは、あくまでも補助的なライトで、太陽光に勝るものはないです。夏や秋など温度が維持できる時期には、直射日光浴もさせてあげましょう。
太陽光
●紫外線ライトは、時間の経過とともにUV-Bの発生量が落ちてくるため、半年から1年程度で交換する必要があります。可視光は普通に放射されていても、UV-Bは出ていない可能性があります。

紫外線ライトはケチらずに交換してください

選び方

ライトのタイプはどちらを選ぶか?

●爬虫類用の紫外線ライトは、蛍光管タイプと電球型タイプの2つがありますので、ケージのタイプや生体の大きさなどで好きな方をお選びください。

ワット数って?

●蛍光灯タイプは、15型(15W)・20型(20W)・30型(30W)・32型(32W)・40型(40W)などの規格に分かれ、取り付けるスタンドライトと使用する水槽のサイズも、それに応じて設計されています。使用する水槽に応じて、紫外線ライトのワット数は決まります。基本的には15Wが45cm水槽用、20Wが60cm水槽用、30Wと32Wが90cm水槽用になります。
●電球型タイプも様々なワット数の製品があります。明るさは通常の蛍光灯ライトとほぼ同じなので、上記目安を参考に選んでください。

UV-Bは何%がよいの?

●爬虫類用紫外線ライトには、放射しているUV-Bの強度が全光量に対して何%出ているかが書かれています。多くは、2.0、5.0、10.0%のライトが多く、数字が多いほどUV-Bの放射量が強く、少ないほど弱くなります。
●選ぶ基準としては、高緯度地方や森林に住む生体は弱め、赤道近くや砂漠に住む生体は強めを選んでください。
爬虫類用紫外線ライト
●カメやイグアナは比較的紫外線要求量が多く、不足すると甲羅が柔らかくなる代謝性骨疾患がよく発生するため、5.0~10.0%のライトを使用してください。強すぎる場合に備えて、シェルターや樹木など、退避できる場所も設けてください。
紫外線ライト
●UV-Bが強いライトは可視光が弱い傾向があり、暗く見えるために瞳孔が開き、水晶体や網膜が紫外線の影響を受けることが懸念されています。UV-Bが強いライトを使うときは、2灯式の取り付け器具を使い、1本は可視光が明るい蛍光灯を設置することが推奨されています。

メタハライドランプを使えば!

●最近は可視光の他に、紫外線も赤外線も含み、太陽光に近い電磁波を照射するメタルハライドランプというライトも販売されています(略してメタハラと呼ばれています)。太陽光に近い光なので、生体が美しくみえます。
●少し高価ですが、メタルハライドランプを使用する場合は、1つですべてまかなうことが可能です。しかし、熱効果のあるバスキングライトよりは熱が弱いので、高い温度のホットスポットを必要とする種類では、季節によってバスキングライトが必要になります。
●ライト以外にも安定器がないと稼働しないので、ランプをだけではないので、商品自体が大きいです。

爬虫類用紫外線ライト

●最近は安定器が内蔵されたライトが作られるようになりました。メタルハライドランプは一般的な照明器具よりも高価ですが、少しづつ値段が下がってきました。省電力で寿命が長いのも特徴です。

お薦め商品

第7位 DADYPET  爬虫類ライトスタンドUVB ランプ付き

 

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小ガメ向けのカバーとクリップスタンドとライトのセット商品!角度調節・回転可能なクリップライトならどんな小さくても変わったケージにでも取り付けられます。25Wランプが2個も付いているので大変お得です。ライトは防滴仕様なので、特に水ガメの子亀の飼育にはこれを使ってください。

第6位 ビバリアスパイラルUVB フォレスト 26W

 

熱帯雨林や森林に生息するカメ・トカゲ・カメレオン向け!強い紫外線ではなく、森や林にいるようなギリシャリクガメ、ヘルマン、ヨツユビ、ホシガメなどのカメ、カメレオンに使います。自然に近い明るさを再現するナチュラルライトとの併用がよいです。

専用のソケットならコレ!

第5位 ビバリア スパイラルUVB デザート 26W

 

砂漠に生息するカメ・トカゲ向け!強い紫外線で、熱帯、サバンナや砂漠にいるようなフトアゴ・サバンナモニター・ケヅメリクガメなど、砂漠地帯に生息する生体にピッタリなライトです。このライト?紫外線の量が多いにもかかわらず、お値段はリーズナブルです。お得ですね。

専用のソケットならコレ!

4位 カミハタ ネオUVBレプタイルランプ 18W

 

電気代を気にする方はコレ!他のライトよりも消費電力が約30%も削減された省エネタイプです。毎日使用するライトなので電気代も馬鹿になりません。30%節約して、もっとよいエサなどにお金を使ってください。

専用のソケットならコレ!

 3位 ズーメッド レプティサン10.0UVB 26W

 

老舗メーカーの信用がおける電球型ライト!ズーメッド社は爬虫類飼育施設も持ち、世界で初めて爬虫類UVBライトを開発した信頼がおけるメーカーです。自然の太陽光に近いのが特徴で、屋外で日光浴ができない爬虫類にぜひ使ってください。15W,20W,40Wのライトがあります。

専用のソケットならコレ!

第2位 ズーメド レプティサン10.0 UVB T5 HO ハイアウトプットリニアランプ

 

ケヅメリクガメならコレ!第3位のレプティサン10.0UVBよりも細い蛍光灯で、約2倍明るいです。UV-Bも10%あるので、乾燥した砂漠などに住んでいるケヅメリクガメなどに適しています。細い特殊な蛍光灯なので、レプティサンT5H0テラリウムフードおよびレプティサンLED UVBテラリウムフードに取り付けてください。

1位 ゼンスイ ソーラーラプターUVマーキュリーランプ(安定器内臓UVランプ)

 

マジで一押しメタハラライト!メタハラの欠点を全てクリアーにしました。定器機が内臓されて一体化されており、熱効果はやや強化した反射鏡により保温効果も十分です。80Wと100Wの商品があります。値段以上の高性能のライトです。

まとめ

爬虫類用の紫外線ライトはタイプ選び、ワット数などで悩んでしまいます。ずばり、悩んだ場合は電球タイプ、水槽の大きさが決まっていたら蛍光灯タイプを選んでおくとよいです。