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専門獣医師が解説するウサギの目の病気の予防と救急対応!

 2021/04/14 5 ウサギのER この記事は約 3 分で読めます。 3,497 Views

目は繊細な部分ですよ!

目は繊細なので少しでも異常があったら、できるだけ早く動物病院で診察を受けて下さい。ウサギの角膜は薄いので傷がついたら(角膜潰瘍/角膜炎)悪化しやすく、眼圧が高くなる緑内障では、すぐ視力を失うこともありますので、初期発見が大切です。日頃の健康チェックでも必ず目を観察してあげて下さい。

目の病気を予防するには?

ケンカをさせない

複数で飼育している場合はケンカで目を攻撃される恐れがあります。

尖ったおもちゃは避ける

危険な尖ったおもちゃなども目にあたってしまわないように注意しましょう。ケージの天井から吊るしたおもちゃもウサギの目に当たってケガをする恐れがあります。

木材のチップの粉は避ける

床材は、目に入って傷つけたり、炎症を起こすこともありますので、一時的に使用しない方がよいかもしれません。

トイレは毎日掃除する

トイレは毎日必ずきれいにして、アンモニアが発生し、結膜が刺激されないようにして下さい。

ウサギのトイレ

ウサギのトイレの掃除の仕方はコチラ!

目ヤニや涙目の時の救急処置は?

目ヤニや涙目の時は、ずばり目の病気?しかし、なかなか治らない時は歯のトラブルかもしれませんので、目だけでなく歯のチェックをはじめ、体全体の確認が必要になります。

目がショボショボして目ヤニやごみを取ってあげたい時は、まずは動物用用の目のクリーナーで洗って下さい。

目の中に入れて大丈夫なクリーナー!

 

目の中のゴミや目ヤニを洗い流す時はコレ!動物用で有名な千寿製薬の目のクリーナーです。強い目薬ではありませんので安心して使えます。

いずれにせよ涙でまぶたが絶えず濡れていると、目の周りの皮膚の毛が抜けたり、赤くただれて、皮膚炎にもなります。涙をふいてあげたり、皮膚を消毒したり、またが毛を短くカットしてあげるようなケアも必要となります。

目の周りの敏感な皮膚はこれで消毒!

何これ!すごいじゃん!もっと早めに教えてよ!皮膚の赤みやカサカサやフケ症などの皮膚トラブルに使えるスキンケア商品で、細菌、真菌(カビ)、ウィルスに使え、炎症も抑えます。体に優しいpH中性のスーパーオキサイド水(超酸化水)で、副作用がなくウサギに安心して使えますね。体液と浸透圧が同じなために刺激がないので、目、鼻、口など粘膜にも使えるのがうれしいです。ウサギが本来持っている治癒力もアップさせる優れものです。

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