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カナリアの気嚢ダニ|「プチプチ」なんだこの音は?

3 カナリアの病気 この記事は約 3 分で読めます。

気嚢にダニがいるの?

●カナリヤには呼吸器系の病気が多いですが、特に気嚢ダニ(Air sac mite)(コトリハナダニ:Sternostoma tracheacolum)に注意しなければなりません。気管や気嚢、肺にダニが寄生して呼吸器の異常が起こります。
●気嚢ダニは、カナリアと故錦鳥でよく見られます。他のフィンチ類、ハト、ニワトリにまで広く感染します。セキセイインコやオカメインコなどにはかかりません。

どうやってうつるの?

●接触にて感染しますので、主に鳥同志の唾液の接触です。感染力はかなり強いようで、数時間でも感染した鳥と一緒にすればうつります。
●ペットショップやブリーダーで感染をして、自宅にきて免疫力が低下してダニが増えて、症状が発現するケースが多いです。

どんな症状?

●以下のような呼吸器症状が見られます。

  • 呼吸の時の「カチッ」「プチプチ」「クッ」「ヒュッ」という音
  • 開口呼吸
  • 鼻づまり
  • 尾羽を上下に振る
  • 呼吸困難

「カチッ」「プチプチ」「クッ」「ヒュッ」という音

●特に夜間寝静まった時に、異常な音に気づきます。

開口呼吸

●頻繁に口をパクパクしたり、口を開けた時間が長くなります。

鼻づまり

●首を振って鼻水を飛ばす様な仕草をしたり、鼻詰まりの症状(スッスッと息を強く吸う)を見せます。

尾羽を上下に振る

●呼吸に合わせて尾を上下にかすかに振る動作で、これは苦しいというサインです。

声がかすれる

●声が濁ったり、かすれて出づらくなります。『ピー』という地鳴きも、『ジュリジュリ』、『ジュウジュウ』という声になります。

呼吸困難

●激しく運動をするとすぐ息があがり苦しそうにします。
カナリア

どうやって検査するの?

●気嚢ダニは鳥の気管を透かしてみると、ダニが見えることがありますが、なかなか難しいです。
カナリア気嚢ダニ
●細菌感染やウイルス感染を除外し、ダニが見つからなくても特異的な症状で治療をすることが多いです。

治療はどうするの?

●鳥に一滴だけ垂らす駆虫薬で治療を定期的に行います。

予防は?

●気嚢ダニは、体外に出ると乾燥して死滅します。水浴びや飲み水の容器の掃除はしっかりと行ってください。
●気嚢ダニは野鳥にも見られますので、ベランダに鳥のケージを置いておくと、スズメ等が近づいて感染する可能性があるので注意してください。

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