1. TOP
  2. 爬虫類・両生類のエサとしてのマウス・ウズラ・魚

爬虫類・両生類のエサとしてのマウス・ウズラ・魚

動物食爬虫類のエサ

●肉食性あるいは雑食性の爬虫類や両生類に与える動物性タンパク質として、マウスやラット、ヒヨコやウズラ、小魚、ヤモリやカエル、貝類、ザリガニなどがあげられます。それぞれが生き餌(いきえ)として与えるか、冷凍したものを与える方法があります。
●入手は、野生のものを採取して捕獲したり、爬虫類や猛禽類のペットショップ、熱帯魚店、釣具店などで販売されています。しかし、野生で捕獲したものは、病原菌や寄生虫の感染予防のために、冷凍したエサの方が安全とされています。
●個々のエサにおいてもビタミンやミネラルなどの栄養の偏りが考えられ、栄養剤を添加したり、あるいはエサとなる生物を飼育して、栄養価のあるエサで肥やしてから与えるなどの策がとられています。しかし、マウスやラット、ヒヨコやウズラを主食として与える場合は、骨から内臓まで含まれているため、栄養剤の添加は不要です。肉食性や雑食性と食性を考慮して、適当に組み合わせて与えます。
●エサに粉のカルシウム剤やビタミン・ミネラル剤を添加する方法は、ダスティング(Dusting)と呼ばれています。

ダスティングの方法はコチラ!

カルシウムの粉

エサにかけるカルシウム剤の選び方とお勧め商品はコチラ!

マウス・ラット

●爬虫類ではヘビや大型の肉食や雑食性のカメ、両生類ではツノガエル類に与えます。
●生き餌あるいは冷凍のエサが、熱帯魚店や爬虫類のペットショップなどではエサ用に販売されています。生き餌は生体を自家繁殖することも可能ですが、労力と時間が必要となるため、冷凍マウスやラットが主になっています。
●成長の段階によって、ピンク(生まれて間もない赤子)、ファジー(ある程度育って体毛が生え始めてきた幼体)、ホッパー(普通に活動できるまで成長した幼若体)、アダルト(大人になった中型の成体)、リタイヤ(成長しきった大型の成体)等の呼称で販売されており、与える動物に合わせて使い分けてください。基本的に骨、内臓まで含まれているため完全栄養食ともいわれています。
 

マウスは完全栄養食!

●ピンクマウスは新生仔であるため、消化管内容物には植物が含まれず、骨格もまだ十分に発達していないため、成分はほとんどがタンパク質となります。生まれたてのピンクマウスは成体のマウスに比べ十分なカルシウムを含んでいないため、ピンクマウスを与える場合はカルシウム剤を添加してから与えるべきです。

ピンクマウスはカルシウムをかけて!

●アダルトは骨が発達し、消化管内容物に大量の植物が含まれ、より栄養素的に優れています。生き餌は与えるときはケージに入れておくと爬虫類や両生類が捕獲し、冷凍のエサは湯につける、ホットスポットで暖める、電子レンジで解凍してから与えるなどの方法がとられています。


●大型の爬虫用では、冷凍モルモットや冷凍ウサギも販売されています。

ヒヨコ・ウズラ

●ヒヨコやウズラなどの鳥が猛禽類のエサとして有名で、主に大型のヘビに与えます。生き餌よりも冷凍のエサが主となっており、成鳥ならびに雛(ニワトリではヒヨコ)が販売されています。
●鳥をそのまま冷凍してあるものと(未処理)、消化器、卵、頭、羽、足を除去してある処理済みのものがあります。
冷凍ウズラ

子魚

●メダカ(ヒメダカ)、小ブナ、ワカサギ、金魚(和金)ドジョウ、その他の淡水魚を、採集または鮮魚店や熱帯魚店で販売されています。
●爬虫類では多湿系ヘビ(ヒバカリ、ガータースネークなど)や水生のヘビに与え、水生のカメではエサのバリエーションとして与え、両生類ではツノガエル類に与えます。
●ヘビにはそのまま与えますが、カメやツノガエル類には冷凍して解凍した魚を適当な大きさに切って与えます。
●コイ、フナ、金魚などの淡水はチアミナーゼが豊富で、主食で与えるとビタミンB1欠乏症が起こることとが示唆されており、酵素は加熱すればこのチアミナーゼは失活します。
●水生のカメでは簡易的に煮干し(低塩のものが理想)をタンパク質とカルシウムの補給の目的で与えられることが多いです。

●エビ(川エビ、テナガエビ)やザリガニなども大型もカメのエサとして使用されることもあります。

トカゲ・カエル

●ヘビに与える食材ですが、多くが飼育者による採集で確保された生き餌を与えることが多いです。
●爬虫類のペットショップでは冷凍のエサが販売されているところもあり、熱帯魚店ではアロワナ用のエサとして成体のカエルも販売されています。アフリカツメガエルやウシガエルならば年中販売されているので使用できます。
●オタマジャクシは軟骨が主体で、まだカルシウムの骨では無いのが欠点です。
●アマガエルなどの成体の毒性の詳細は不明ですが、毒性の強いヒキガエルはエサには不向きで、ツチガエルのように臭いを出す種類は拒食の原因になることがあります。
●エサとしてのトカゲやカエルの体内にいる寄生虫を殺す意味で、冷凍のエサの方が理想ともいわれています。

肉・肉製品

●市販の鶏肉、豚肉、牛肉、レバーなどをエサとして与えることもできます。


●レップミールと呼ばれるマウスの肉をミンチしたソーセージが売られています。
レップミール
●市販の肉もレップミールも肉だけなので、カルシウム剤やビタミン・ミネラル剤を添加(ダスティング)してから与えてください。