ジュウシマツの雌雄鑑別と繁殖|素引きは簡単!

雌雄鑑別
ジュウシマツはオスもメスも同じ色や模様をしていますので、雌雄鑑別が難しいです。一般的には3~4ヵ月齢の性成熟後に、性格、行動や鳴き声で鑑別できるようになります。
オス
美しく澄んだ「ピーピー」と鳴きますが、幼若鳥では小さく鳴きますので注意して下さい。また発情したオスは求愛で、「ピコポコピコポコ」「ププピ~」と鳴きながら(求愛ソング)、尾羽を上げてお腹の羽毛を膨らませ、止まり木の上で軽く飛び跳ねる行動を繰り返します(求愛ダンス)。
メス
メスはオスよりも低い声で「ジュリー」と鳴きます。
繁殖
●繁殖が容易な鳥で、相性が合えばすぐに発情して交尾をします。
●成熟したメスは、オスがいなくても無精卵を産みます。小屋・巣箱をケージの中にいれると巣を作り、無精卵を産むので注意してください。
表:繁殖知識
性成熟 | 3-4ヵ月齢 |
発情 | 周年繁殖 |
繁殖回数 | 1-3回/年 |
産卵数 | 4-7個(連日に産卵) |
抱卵 | 約14日 |
巣立ち | 22-25日齢 |
ジュウシマツのことをもっと知りたい方はこの本を読んで!
生態から特徴、飼育のことが網羅されています!
参考文献
■Cameron M.Cockatoos.CSIRO Publishing.Australia.2007
■Gill FB.Ornithology,3rd ed.W.H.Freeman and Company.New York.2007
■David Alderton.You &your pet bird.Dorling Kindersley.London.1992