専門獣医師が解説するハリネズミのケージの選び方|ネットで買えるお薦め商品ベスト6!
丸まってしまうのでケージはどれでもいいんじゃん?
夜行性のハリネズミは、昼は休んでおり、夜に起きだして活動をはじめます。意外なことでしが、ハリネズミはかなり活発に動き回る動物で、朝ケージの中を見てみるとエサ容器や回し車などが散乱しているということも少なくありません。理想のケージは、ハリネズミにとって住みやすく、安全で、大きなケージが好まれ、飼い主さんにとって掃除が楽で、扱いが楽であることです。大きさは高さよりも床面積が大きいものを選んでください。ハリネズミは足が短くて、ジャンプやよじ登ることができませんので、ケージには高さは不要です。ケージの素材は、アクリル製、木製、ガラス製の商品があり、それぞれ長所と短所があります。
選び方
金属のワイヤー製
ケージの側面と天井が金属のワイヤーで、床はトレイが付いています。風通しがよいので、湿気がたまらず、暑い夏は快適に過ごせます。風通しがよいぶん、冬は保温するのがやや難しくなります。ワイヤーに給水器や回し車などを取り付けることができるので、ケージの中は好きなレイアウトにできます。
透明できれいなガラス・アクリル製
ガラスやアクリルで作られた水槽タイプのケージです。透明な壁なので、ケージの中のハリネズミが観察しやすく、おしゃれです。金属製ケージと比べて保温性が高く、冬は暖かく管理がしやすいのですが、風通しが悪いために、夏は熱がこもってしまいます。天井が金属製の網であれば熱が出ていきますが、よじ登ることがあった時に逃げないように、しっかりと蓋をして下さい。
お薦め商品
第6位 ジェックス アクリルルーム510 Low
まるでインテリア?アクリル製の箱型のケージです。すべての面が透明で、見た目を気にする飼い主さん向けです。しかし、なんと見た目だけでありません。給水ボトルも左右側面い自由に設置でき、ヒーターのコードを通す穴が付いてます。掃除が楽にできるように、前面の開き扉と引き出し式のトイレ構造になっています。
第5位 ネクスト ハリネズミ60×35 基本スペシャルセット メタルサイレント仕様
高級住宅ケージ!箱型のアクリル製のケージです。トレイは引き出しタイプ、フルオープンの天井、大きな正面スライド扉、小屋とエサ容器も付いており、全てアクリル製!値段は高めですが、こんな素敵なケージでハリネズミを飼ったら、さぞかし長生きするでしょうね?
第4位 ゼンスイ モクモクガーデン 6030
おしゃれ木製ケージ!ずばり木製なので木の香りがしてハリネズミが落ち着きます!小屋としての開閉可能な屋根付きの部屋と運動できる庭の2つのスペースに分かれています。こんな発想を誰が考えたのでしょうか?防滴シート加工の木の板を使っているんで、糞やオシッコがついても安心です。ヒーターのコードのための穴も付いています。別売りの専用の木製メッシュの蓋も一緒に飼っておいて下さい。
第3位 サンコー シャトルマルチ 85
シンプルな金属製ワイヤーケージ!扉が天井と前面にあり、エサの補充や掃除が楽にできます。深いトレイなので、床敷も飛び散りにくいです。
第2位 ferplast デュナマルティ
シンプルイズベスト!アクリル製の水槽タイプのケージです。保温性に優れ、天井の金網ワイヤーの扉は大きくて風通しがよく、言うことないです。サイドにヒーターのコードを通す穴が開いていますので便利ですよ。
第1位 ハリネズミ専用 快適 ヘッジホッグハウス
メゾネット&ルーフバルコニーハウス!プラスチックの屋根が付いた金網ケージです。屋根の天面の片側が全開できるのでルーフトップになり、、もう片側はケア用品やフード等をいれる収納庫になります。中にはスロープの付いたメゾネットの空間もあり、こんな構造誰が考えたんですかね?いや今まで誰も考えなかったのが不思議です。 キャスター付きで移動も楽にできます。
まとめ
ハリネズミは成長するとかなり大きくなり、かなり動き回るので、大きなケージを用意してください。多くの時間をケージ内で過ごしますので、安全性はもちろんのこと、温度管理などにも注意して、飼い主さんにとっても世話が楽なケージを選びましょう。