1. TOP
  2. 2 ヒョウモントカゲモドキの飼育
  3. 専門獣医師が解説するヒョウモントカゲモドキのケージの選び方 〔Ver.2〕ネットで買えるお薦め商品ベスト7!

専門獣医師が解説するヒョウモントカゲモドキのケージの選び方 〔Ver.2〕ネットで買えるお薦め商品ベスト7!

2 ヒョウモントカゲモドキの飼育 この記事は約 5 分で読めます。 14,284 Views

 

ケージは何をポイントで選んだらよいの?

ヒョウモントカゲモドキを飼う時にまずは必要なものは入れ物です。つまりケージがないと飼えませんし、見た目もかっこよくしたいですよね。爬虫類は温度管理が大切な動物といわれていますが、その温度を管理するヒーターなどが取り付けられるのかも大きなポイントになります。

選び方

ケージのサイズは?

ヒョウモントカゲモドキは地表に住む小型のトカゲで、横幅が30㎝位で、高さの低いローケージで飼育できます。ヒョウモントカゲモドキは立体活動もあまりしませんので、幅が全長の1.5倍くらいの小さいケージでもよいという考えもあります。しかし、レイアウトの幅を広げるには、幅が45㎝位あるとインテリアとして楽しむことができます。高さも極端に背の低いものだと日常のメンテナンスがしづらいので、適度な空間もあった方がよいかもしれません。

素材は何?

ヒョウモントカゲモドキのケージは、ガラス製、プラスチック製やアクリル製の商品があります。
虫かごをはじめとしたプラケースや箱型のアクリルケースは価格が安く、軽く積み重ねができ、扱いが楽です。しかし、保温用のライトなどを使用するとプラスチックやアクリルは変形する可能性がありますので、基本的に使用しないほうがよいです。そのためパネルヒーターやフィルムヒーターを床に敷くか、エアコンなどで保温するしかありません。

ガラス水槽やケージは中の生体が綺麗に観察することができます。頑丈なのですが、重たいので取り扱いがやや面倒かもしれません。通気性をよくするためにメッシュの蓋を使用するとよいです。

扉や蓋は?

爬虫類用のケージには、便利な工夫が施されています。爬虫類は鳥が天敵が多いため、水槽や天面を開けるケージプだと餌やりやメンテナンス時に怖がらせてしまいますが、前面扉なら怖がらせる心配がないです。また、扉の開け方にはスライド式と観音扉式があり、観音扉式のほうが間口が大きく開くため、大きいものの出し入れにも便利ですが、普段の世話だけであれば、スライド式でも大きな問題はありません。いずれのケージにせよ、脱走防止のためにきちんと蓋が閉められるものを選びましょう。

コードの穴はあったほうが便利!

ヒョウモントカゲモドキを飼う場合はヒーターを使うことが多く、コードをケージの中に通す穴が最初からついているケージだと便利です。ケージ内にヒーターを設置できれば、生体を効率よく暖めることができます。

お薦め商品

第7位 スドー レプティケース RX-410

 

とりえあず安くいくならコレ!餌やりの窓が付いたプラケースです。重ねて並べられるし、餌やりの窓が2ヶ所付いています。とりあえずヒョウモントカゲを飼ってしまい、ケージに迷っているならこれを最初に使って、その後じっくりと考えるのもよいですね。保温の際には同社が販売しているレプタイル保温BOXを使って温度管理をすると便利です

第6位 ジェックス エキゾテラ ハビタットキット デザート 地上性爬虫類飼育セット

 

スターターキッとならコレ両開きの扉のガラス製ケージで、メッシュスクリーンの蓋、コード穴、シェルター、水容器などが付いていますので、すぐに飼育ができるのがうれしいですね。バックグラウンドはリアルな岩肌で自然イメージを演出します。ライトスタンドは電球がついていませんが・・・とりあえず面倒なんで全て揃ったセットが欲しいという方にお薦めです。

第5位 サンコー レプタイルボックス ワイド

 

かっこよくスタイリッシュに飼うにはコレ!ホワイトベースのアクリル製ケースで、幅40cmとワイドです。天面の蓋がスライド式に開閉し、鍵はありませんが、マグネットロックでピタッと止まるんです。蓋には通気性のために小穴もたくさん開いており、コード穴の小さなスリットが付いています。底面にパネルヒーターを入れるスペースもあります。積み重ねると四角い棚が並んでみえて、スタイリッシュですよ!

第4位 スドー ハープクラフト レプティギア300

 

ヒョウモントカゲのためのプラケージ!側面の大きな扉は、餌やりやメンテナンスが楽にできます。積み重ねても側壁にスリットが入っているので通気性も確保できます。デジタル温度計のセンサーコード用の溝も付いており、よく考えられていますね!写真の30cmのものと少し大きな36cmのサイズの商品もあります。

第3位 サンコー レプティワイルド グラスゾーン

 

スタイリッシュでインテリア性も重視するならコレ!ガラス製の箱型ケージです。2段まで積み重ねて使え、シンプルな形でキレイに並べるととてもインテリア的に優れています。天面には細かいメッシュのスライド扉がついており、通気性も解消されています。

第2位 ジェックス エキゾテラ グラステラリウム 3030

 

おしゃれ人気ではナンバー1!ガラス製のケージで、デザイン性も高いのが目につきます。しかし、機能の面もあなどれないんです。前面の観音扉、メッシュスクリーンの蓋、コード穴、ランプステー、換気システム、ワンタッチロック鍵も付いています。各サイズがあるグラステラリウムシリーズの中で30cm幅の3030をヒョウモントカゲモドキでは推奨します。

第1位 寿工芸 ヒュドラケース3133

 

小型爬虫類用ガラスケージの最高峰!ガラス製のヒュドラケースは色々な大きさと形がありますが、特に小型爬虫類に特化した商品です。前面扉で、蓋は着脱式のスクリーンタイプで大きく開き、メッシュ蓋なので通気性もよく、ロック機能まで付いてあります。底面のフレームが外れるのでパネルヒーターが密着させやすいという特徴もあり、底面もスケルトンなので観察しやすくなっています。

まとめ

ずばりヒョウモントカゲモドキは小型のプラスチックあるいはアクリル製ケージで飼い、エアコンで保温するか?ガラス製のしっかりとしたケージで、保温球を取り付けて飼うか?のどちらかです。小型プラスチックあるいはアクリル製ケージは積み重ねると、とても壮大な感じになりますよ!

\ SNSでシェアしよう! /

ヒョウモントカゲモドキ情報室|専門獣医師による飼育と病気の解説の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ヒョウモントカゲモドキ情報室|専門獣医師による飼育と病気の解説の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • 専門獣医師が解説するヒョウモントカゲモドキの飼育〔Ver.2〕