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インコの卵つまりかも!|対応教えます?

5 セキセイインコのER この記事は約 6 分で読めます。 1,056 Views

卵つまりなのか確認!

●メスのインコは一羽で飼育しても無精卵を産んでしまいます。順調に卵を産んでいたのに、突然産まなくなり、羽を膨らませて目を閉じてうずくまる症状がみられます。しかし、本当に卵つまりなのでしょうか?
 

お腹を触ると感触で硬くて丸いものがあるのが分かりますか?

●可能であれば鳥を捕まえてお腹を触ってください。丸くて硬いものが触れたら卵つまりの可能性が高いです。わからなかったら無理をしないでください。長時間にわたり鳥を抑え込むと、鳥も抵抗して疲れてしまい、弱ってしまうことがあります。

丸いのがあったら卵つまりです

●まずは以下の状況確認をしてください。

状況確認

  • 今まで卵を産んでいましたか?
  • お腹が張ってお尻りから白い卵が見えていませんか?
  • 力んでいますか?
  • 糞やオシッコは出ていますか?

今まで卵を産んでいましたか?

●インコは年に1~3回くらい産卵しますが、オスがいなくても発情をして、4~6個の卵を2日間隔で無精卵を産みます。過剰な産卵は卵管の病気を引き起こしたり、体のカルシウムが卵のために少なくなり(低カルシウム血症)、正常な産卵ができなくなります。

●昔は順調に産んでいましたが、最近、産む卵の数が減ってきませんでしたか?卵の形が変形していませんでしたか?産んだ卵の殻が柔らかくなっていませんか?このような現象が思いあたるようであれば、それが卵つまりの前現象だったのでしょう。
インコ 変性卵

  • 動物病院で卵巣や卵管の状況を診断してもらい、今後の対策ならびに卵つまりの予防策を練っておくべきでした。

お腹が張ってお尻りから白い卵が見えていませんか?

●お尻の穴(総排泄孔)から、卵がみえていませんか?力んで卵が穴からみえたり、隠れたりすることもあります。
 

  • お腹を強く押して卵を割らないでください。割れた卵が卵管を傷つけてしまうことがあります。鳥がショック死を起こすこともあります。
  • お尻の穴から卵がみえていても、無理して取り出さないでください。獣医師に処置は任せてください。卵が出てきやすいように油を肛門に入れてるとよいと本に書かれています。しかし、多くの場合は上手くいれられません。

りきんでいますか?

●りきんでいるということは、卵を自らの力で産もうとしているのです。卵を産むのに相当の体力を使います。
●りきんでいないこともありますが、りきみが周期的なこともあります。りきんでいなくて弱っている時は、動物病院へ早急に受診するべきです。
●りきむことで時に腹圧がかかり、肛門が腫れたり、卵管などが肛門から出てしまうこともあります。
 

  • りきむ時間が長いと、それだけで鳥は弱って死んでしまいます。早急に動物病院で対応してもらいましょう。

糞や尿は出ていますか?

●卵の位置によっては糞もつまったり、尿が出なくなることもあります。

●糞が出ないことで、状態がさらに悪くなります。白色の尿酸が出ていないと、腎不全になり、卵づまりでない病気で死ぬ可能性が高くなります。

  • 鳥専門の動物病院が理想ですが、緊急を要するため、鳥も診てくれる動物病院を探しておきましょう!
  • 緊急事態にも差があります。夜間診療をしている動物病院まで1時間以上かかる・・・翌日に近隣の動物病院で診てもらう・・・鳥専門動物病院でない・・・すべてを満たすことは難しいので、その判断は飼い主次第になります!

動物病院に伝えるポイント

  • 産卵中でしたか?
  • 食欲はありますか?
  • 羽を膨らましていませんか?
  • お腹が膨らんでいませんか?
  • お腹を触ると卵らしきものありませんか?
  • お尻から卵がみえてませんか?
  • 糞や尿がでていますか?

卵つまりの原因

●卵つまりの原因は、若齢での初めての産卵、寒さ、カルシウム不足、卵巣や卵管の病気などがあげられます。
インコ卵レントゲン

対応

●できることはごくわずかですが、最低限の対応を解説します。下記の方法を行い、鳥の状態が悪化しても、当方は責任を負えませんのでご了承下さい。

その1

●保温をして下さい。ホカロンや湯たんぽをケージの周りに置いたり、ペット用のヒーターや保温用の電球をつけたり、エアコンで室温を上げたりなどの対策をしてください。エサと水も入れておきます。
●温度の目安は羽を膨らませなくなるまで上げますが、おおよそ30℃を目安にします。暑すぎると翼を浮かせ、口を開き、「ハァーハァー」します。状態によりますが、35℃くらいまで上げる場合もあります。
●エサも食べていないので、栄養剤を与えておいてください。

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その2

●飲水に栄養剤やカルシウム剤をいれて飲ませます。鳥に体力を与えることが必要です。なお、カルシウムは、投与しても即効性があるわけではないです。

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その3

●緊急対応と同時に鳥を診てくれる動物病院を探してください。鳥専門病院が理想ですが、本音を言うと急を要する状態ですので、時間をかけて遠方にまで移動することはお勧めできません。
●卵は出れば、少しづつインコは状態がよくなっていくはずです。しかし、その後も調子が悪そうであれば、次の卵がつまっていたり、卵管炎を起こしていたり、体の中で何かが起きているはずです。
●残念ながらインコが地面にうずくまってしまい、呼吸が早くなっていると、助からない可能性が高いです。この状態では、車での移動にも耐えられないでしょう。

最後に

●卵つまりは色々な原因で起こります。卵管がおかしいのか?卵が変形しているのか?鳥の体力はあるのか?などの要因で上手く卵が産めることもあれば、そのまま死んでしまうこともあります。
●卵つまりは物理的に突然起こることが多いので、怖い病気です。一番の予防は何よりも無駄な発情をさせないことです。
●もしも卵が産めても、インコは数個の卵を産むために、翌日以降にまた卵を産むかもしれません。動物病院で診察は受けて、獣医師の診断や治療にしたがってください。
●無精卵を産む回数が増えてきたり、卵は変形していたり、また突然卵を産まなくなったりした場合は、何か体の中で異常が起きている可能性があります

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