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ウサギの品種|あなたのウサギはどれですか?

1 ウサギの生態・特徴 この記事は約 8 分で読めます。 523 Views
ウサギ

品種は150種以上!

●ペットのウサギは1800年代にオランダなどで品種改良が進み、体型、毛の長さ、毛並みや毛色などで細分化され、多数の品種が作られましたす。ラビットショーを主催している欧米の団体が新品種を認定して、詳細なスタンダード種の基準も定められ、小型種から大型種まで、現在約150 種以上の品種が知られています。
●血統書のあるウサギには耳にイヤーナンバーの入れ墨あるいは足環がついています。
  ウサギ足輪

●垂れ耳のウサギはロップイヤーと呼ばれます。アメリカン・ファッジー・ロップ、ホーランド・ロップ、ライオン・ロップ、イングリッシュ・ロップ、フレンチ・ロップ、ヴェルベッティン・ロップなどの品種が流通しています。

小型

ネザーランド・ドワーフ

オランダでつくられた小型のウサギで、体重は0.8~1.2㎏です。英語ではネザーランドはオランダを指し、ネザーランド・ドワーフはオランダの小型種という意味です。丸い顔と極端に短い耳が特徴です。しかし、可愛らしさとは反対に、性格は活発で、わがままな面もあるために、人に馴れるのに時間がかかり、多くが抱っこを嫌います。この性格なために、環境が変わると食欲が低下するなどの特徴があります。ピーターラビットのモデルになったウサギで、ペットショップではネザーランド・ドワーフと交配した雑種や派生種などをピーターラビットやミニウサギとして販売しています。
ネザーランドドワーフ  ネザーランドドワーフ

ネザーランド・ドワーフは可愛い顔したやんちゃなウサギ

ドワーフ・ホト

ドイツでつくられた小型種で、体重は約1.5kgです。全身は純白ですが、目の周りに黒色のアイバンドが入ります。性格は好奇心旺盛で、かなり人懐っこいです。
ドワーフホト  ドワーフホト

中型種

アメリカン・ファジーロップ

アメリカでつくられ、体重は1.5~2kg、他のロップイヤーと比べれば、やや小型で、丸い体つきをしています。長い垂耳で、ふわふわで長めの毛(約5cm)を持っており、ファジーと称されるのにぴったりです。毛が細いために、毛づくろいで飲み込んだ毛が絡んで、胃のうっ滞・毛球症になりやすいので注意してください。潰れたような愛嬌のある顔で、性格は優しく穏やかで、好奇心旺盛です。触られたり、抱っこされることを好みます。一部では通称アメファジなどと呼ばれ、ブリーダーも多い人気のある品種です。
アメリカン・ファジーロップ  アメリカン・ファジーロップ

縫いぐるみのようなアメリカン・ファジーロップ

ホーランド・ロップ

オランダでつくられ、体重は約2㎏です。ホーランドはオランダの俗称で、オランダの垂れ耳種とい意味です。頭頂部から後頭部にかけてクラウンと呼ばれる毛の盛り上がった部分があります。性格は好奇心旺盛で、愛嬌があります。
  

抱っこにぴったりホーランド・ロップ

ジャージー・ウーリー

アメリカでつくられた長毛の小型種です。顔の毛は身体の毛よりも短く、体が丸くふっくらしてみえます。性格は控えめでのんびりしています。体重は約1.6kgです。
ジャージーウーリー

のんびり屋のジャージー・ウーリー

ミニ・レッキス

ミニ・レッキスはフランスでつくられたのレッキスとネザーランドドワーフを掛け合せて、アメリカでつくられました。ミニレッキスは小さなレッキスという意味ですが、レッキスとはフランス語でCastor rex(ビーバーの王)を意味し、ウサギのレッキスの毛皮が、ビーバーのように滑らかであることがその理由です。毛はビロードのような手触りで、艶がある美しい毛並みが特徴です。なお、ヒゲは縮れています。性格は穏やかで、好奇心旺盛です。人馴っこくて物怖じせず、撫でられたり、抱かれたりするのも平気です。ミニレッキスには様々な毛色のタイプがあります。オパール、キャスター、リンクス、ブルーなどが流通しています。体重は1.5~2.0㎏で、肉付きがよい(筋肉質)のも特徴です。ミニレッッキスもレッキスも毛が細いため、足裏の毛も乏しく、足裏の炎症(足底皮膚炎)になりやすいともいわれていますが、必ずしもそうともいえません。


ミニレッキスの毛  ミニレッキスのヒゲ

ペルシャ絨毯のようなミニレッキス

ダッチ

オランダでつくられ、ヨーロッパで古くからペットとして飼われていた品種です。人懐っこいため飼いやすいウサギで、日本でも比較的昔から飼われていました。その時の名残なのか、純潔のダッチよりも、ダッチの雑種が多く日本でみられます。特徴なのは毛色で、白と黒のツートーンカラーをしており、顔は鉢割れで、胴体も前半分が白色で後ろ半分が黒色という組み合わせをしています。体重は1.6~2.5㎏の中型種です。遺伝的に子宮の病気(子宮疾患)が多くみられるといわれていましたが、報告されている文献が古いので、Dr.ツルはあまり実感していません。
ダッチ

パンダウサギのダッチ

ヒマラヤン

ヒマラヤ地方でつくられた最も古い品種で、イギリスで品種改良されました。体は白色、目は赤目のアルビノですが、耳、鼻、足だけが黒色という特殊な毛色をしています。顔が細くて筒型の体型をしており、猫のような身のこなしをします。ヒマラヤンというと猫の品種を思い浮かべますが、猫のヒマラヤンに似せてウサギのヒマラヤンが作られました。体重は1~2㎏と中型種です。性格は大人びていますが、穏やかで人にも馴れます。
ヒマラヤン

猫のようなふるまいのヒマラヤン

ベルジアン・ヘア

ベルギーでつくられ、イギリスで品種改良をされました。中型種の中では最も大きく、体重は3~4.0kgです。細長い体は、背中が大きくアーチを描き、すっと伸びた長い足は、野性味を感じます。性格は人間に媚びずに、怖がることもほとんどありません。
ベルジンヘアー

野性的なルックスのベルジアン・ヘア

カリフォルニアン

カリフォルニアンは、アメリカでヒマラヤンとスタンダードチンチラを交配して作られた品種です。スタンダードチンチラの毛並みの良さと、肉食にもするために大型化にするのが目的でした。体重は3~4kgで、全身は白色で、耳や鼻、四肢、尾は黒色をしており、目は赤目をしています。性格も温和で友好的です。

ハレクイン

フランスでつくられた、左右アンバランスな不思議な縞模様の毛色をしています。毛色ははマグパイ(白色と黒色)とジャパニーズ(三毛猫色で白色、黒色、茶色)の2つのタイプがいます。顔は、縦半分に色分けされ、耳、胸と足はそれぞれ顔の色と違うカラーになることが理想とされています。性格は穏やかで、好奇心旺盛です。体重は約4.0kg前後の中型種です。
ハレクイーン  ハレクイーン

まだら模様のハレクイン

大型種

フレミッシュ・ジャイアント

ベルギーで食用として繁殖されていた品種で、体が大きくなるように品種改良されました。体重は7~10kgくらいで、体調も1mを超えるサイズになります。性格は温厚で、頭もよいです。体が大きいために、ケージも犬用の大きなサイズが必要となり、エサの量も半端ではありません。これらを覚悟の上で飼ってください。
フレミッシュジャイアント  フレミッシュジャイアント

10㎏サイズのフレミッシュ・ジャイアント

ドイツでつくられた大型種で、体重は4.5~5.0㎏です。身体が長くて、背中がアーチを描くスタイルなために、さらに大きくみえます。毛色は、背中に1本の太い黒色のラインが入っていること、口元にバタフライのような黒色の模様があるのが特徴です。野性味を求めて品種改良されたため、性格はとても警戒心が強くて、気性が荒い面があります。
チェカードジャイアント

ジャパニーズ・ホワイト

日本白色種とも呼ばれるアルビノで、全身の毛が白色で、目が赤いです。実験動物のウサギはほとんどが、ジャパニーズホワイトです。毛皮や肉のための家畜としても飼われていたこともあり、一般的な体重は 3~6kgですが、特に大型化するよう品種改良されたものは 10kg を超えることもあります。
ジャパニーズホワイト  ジャパニーズホワイトの目

日本代表のジャパニース・ホワイト

中仙ジャンボウサギ(秋田ジャンボ)

ジャパニーズホワイトを秋田県大仙市(旧中仙町)で品種改良した10㎏を超えるくらいの品種で、正式な名前は日本白色種の秋田改良種と呼ばれています。大仙市中仙地区のブランドのウサギで、全国ジャンボうさぎフェスティバルという品評会も開催され、大型化と毛並みの美しさを目指して品種改良と保存が続けられています。地元では、ウサギの肉が伝統統料理として食用もされています。
中仙ジャンボ  

秋田代表の中仙ジャンボ

ニュージーランド・レッド

アメリカでつくられた大型のウサギで、体重は4.0~5.0kgです。ニュージーランド・レッドは、あらゆる大型種のウサギの品種改良に使われています。特徴は大型種にしては珍しい丸顔を持っており、大きく美しい身体、丸いラインが特徴です。性格は一言でいうと少々きついようです。
ニュージーランドレッド  ニュージーランドレッド

クールビューティーのニュージーランド・レッド

フレンチ・ロップ

名前の通りフランスでつくられた、垂れ耳(ロップイヤー)の品種です。大型種で、体重は4~5kgですが、肥満になるケースが多いので注意してください。体は大きく、とにかくパワフルですが、スピードは有りません。性格は温和で、人懐っこいです。
フレンチロップ

ジャンボサイズの垂れ耳のフレンチ・ロップ

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