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ヒョウモントカゲモドキってどんなトカゲ?|知らないといけない生態と知識(Ver.2)

1 ヒョウモントカゲモドキの生態と特徴 この記事は約 5 分で読めます。 12,284 Views

愛称のレオパは、英語名のLeopard からきています

●和名や英名の通り、ヒョウ柄の黒い模様が入る小型のヤモリです。片手に乘るくらいのサイズです。ヤモリの仲間ですが、ヤモリとは異なる体の特徴があることから、トカゲモドキと呼ばれています。多くのカラーバリエーションがCB(繁殖)個体として作成され、とても人気が高い爬虫類です。
 

分類・生態

分類

有鱗目トカゲモドキ科ヒョウモントカゲモドキ属
学名Eublepharis macularius
英名:Leopard gecko
別名:レオパードゲッコー

分布

パキスタン、アフガニスタ南部、インド北西部
ヒョウモントカゲモドキ分布図

生態

環境:荒地や草原の岩の多い半乾燥~乾燥地帯
行動
・夜行性で、昼は岩の隙間や倒木の下などに隠れて休み、夜に活動します。
・地上性のヤモリで、オスは縄張りを持ち、1頭のオスに対し数頭のメスのハーレムをつくります。
食性:動物食で、昆虫、クモなどの節足動物、小さいトカゲなどの小型爬虫類などを食べ、空気中の湿度は高いためか、岩や植物についた夜露や朝露を舐めて水分をとっています。
寿命:10~15年(最高記録で30年)〔Kramer 2002〕

身体

全長:18~25cm
体重:45~60g

特徴

性質・行動

●性格は温和で、行動もおっとりしているものが多いです。基本的に採食と排泄以外は、動かないているイメージがあるくらいです。しかし、いやなことをされるとかみつくこともあるので、注意して下さい。

身体

●細長い頭と胴体と発達した大きなを尾を持ち、短い手足をしています。
ヒョウモントカゲモドキ
●幼体の体色は薄い黄褐色に太い黒色の帯模様をしていますが、成長に伴い模様が不明瞭になります。
ヒョウモントカゲモドキの幼体
●成体では黒い不規則なヒョウ柄の斑紋になり、お腹は白色を帯びています。
ヒョウモントカゲモドキ
●生息地により、色や模様が少しずつ異なり、体の表面には多数の小さなイボ状突起で覆われています。
ヒョウモントカゲモドキの鱗
●腋下には腋下ポケットと呼ばれる窪みがある個体もおり、この窪みの役割は不明です。
ヒョウモントカゲモドキ
●尾は脂肪を蓄えるため、体よりも太くなることがあります。
ヒョウモントカゲモドキの尾 ヒョウモントカゲモドキの尾
●天敵に襲われると、自ら尾を切って逃げることもします(自切)。

ヒョウモントカゲモドキの自切 ヒョウモントカゲモドキの再生尾

●ヒョウモントカゲモドキ科は分類的にヤモリですが、いくつかの点でヤモリよりもトカゲに近い特徴を持つことから、トカゲモドキと命名されました。
●ヤモリのような指の吸盤である指下薄板(しかしばん)を欠くため、垂直の壁に張りつくことができません。指の先には細い爪があります。
ヤモリしかしばん ヒョウモントカゲモドキの爪
●他の夜行性であるイモリと同様に縦長のスリット状の瞳孔をしています。
ヒョウモントカゲモドキの目
●ヤモリ類はまぶたがありませんが、ヒョウモントカゲモドキはまぶたを持っています。ヤモリの仲間なのに、まぶたを持つトカゲのようなのでトカゲモドキと命名されています。
ヒョウモントカゲモドキのまぶた ヒョウモントカゲモドキのまぶた
●歯は同形歯と呼ばれて小さい歯が並んでおり、舌は太く先端は分かれていません。
ヒョウモントカゲモドキ
●頻繁に舌なめずりをし、鼻や目を舐めて乾燥を防いだり、口周りについた水滴などを舐めとります。
ヒョウ門トカゲモドキの舌 
●指の数は前足後足ともに5本です。
ヒョウモントカゲモドキの足
●ヒョウモントカゲモドキは、脱皮の前になると全体が白色を帯びて、その一部に亀裂が入って皮が剥がれ落ちます。剥がれた皮を自分で食べてしまうことが多いです。
ヒョウモントカゲモドキの脱皮

ポイントはコレ!
・ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間
・夜行性
・通称はレオパと呼ばれ、ヒョウ柄模様
・パキスタン周囲の乾燥した地域に生息する
・朝露や夜露をなめる
・昆虫食
・尾の太さで栄養状態が分かる
・ヤモリのような吸盤はない
・まぶたがある

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参考文献

■Grenard S.An Owner’s Guide to a Happy Healthy Pet:The Bearded Dragon.Howell Book House.New York.1999
■Johnson JD,Bearded Dragons.Exotic DVM8(5).Zoological Education Network.p38-44.2006
■McKeown S.General husbandry and management. In Reptile medicine and surgery. Mader DR ed.WB Saunders. Philadelphia.p9-19.1996
■Quinn AE,Georges A,Sarre SD,Guario F,Ezar T,Graves JA.Temperature sex reversal implies sex gene dosage in a reptile.Science316.411.2007
■Tosney K.1996.”Caring for an Australian Bearded Dragon” (On-line). Accessed November 16.1999 at http://www.ualberta.ca/~rswan/ERAAS/bd.htm.
■Zoffer D,MazorligT.The Guide to Owning a Bearded Dragon.T.F.H.Publications.Neptune City.NJ.1997

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