2つのタイプの糖尿病 ペットのモルモットにおける自然発症糖尿病の診断と治療に関しての情報は断片的なものが多く、詳細は不明でした。モルモットにおいての糖尿病は、実験動物においての若年性糖尿病の動物モデル(1 型糖尿病)〔L […]
膣膜 雌の発情周期は、モルモットでは15〜17日(13〜21日)や14〜18 日毛利 1998〕、チンチラは20〜60日(平均35 日)〔Weir 1970〕で、発情前期、発情期、発情後期、発情休止期までの4期に分けられ […]
アスコルビナーゼって? 野菜や果物はビタミンC(アスコルビン酸)のよい給源ですが、アスコルビン酸は非常に酸化されて破壊されやすく、調理の際の損失がかなり大 きことを考慮しなければならないと考えられてきました。そして、アス […]
目が赤い 「モルモットの目が赤い」という主訴は結膜であることが多いです。しかし、結膜炎の原因は呼吸器感染症、牧草や粉塵の迷入、喧嘩などの外傷、そして細菌やクラミジアなどの感染が原因で結膜炎が起こります。モルモットにおける […]
副腎疾患は脱毛だけ? モルモットの副腎は豆状で,左副腎は右副腎より大きく、腎臓の頭内側に位置します〔Sheikhian et al.2015〕。モルモットにおいて、副腎疾患に起因して脱毛を示した症例がこれまでもいくつか報 […]
昔から知られていた・・・ モルモットの原発性の甲状腺疾患は,これまで古い文献にいくつか記載されていましたが〔Mosinger et al.1961,Zarrin 1974〕、特別に取り上げられていませんでした。しかし,近 […]
日本初の専門獣医師による獣医学専門書 著者:霍野 晋吉 発行:緑書房 A4判 488頁 オールカラー ISBN978-4-89531-883-9 2023年6月発行 モルモット・チンチラ・デグーを診療する獣医師が持ってい […]
優しい愛のケア 臆病なモルモット、繊細なチンチラ、賢いデグーの診察は、病院での身体的治療だけでなく、精神的なケアがとても重要です。動物病院では入院はもちろんのこと、診察から検査まで動物に対して、獣医師は愛情をもって優しく […]
鼻炎や肺炎 上部気道炎として鼻炎、下部気道炎として肺炎が、モルモットでよくみられる呼吸器疾患です。鼻炎は漿液性あるいは化膿性の鼻汁ならびに鼻孔拡大が見られ、結膜炎も起こしていることもあります。鼻汁は感染によるものでは白色 […]
臭腺は2つ モルモットは会陰部(会陰部腺)と臀部の背側正中にも臭腺(上尾部腺)があります。臭腺の油脂の分泌により濡れていたり、分泌物が付着して汚れて見える個体もいます。会陰部腺は陰部と肛門周囲に位置し、常にベトベトしてい […]