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モルモットの臭腺

 2022/08/19 1 モルモットの生態と特徴 この記事は約 3 分で読めます。 1,059 Views

臭腺は2つ

モルモットは会陰部(会陰部腺)と臀部の背側正中にも臭腺(上尾部腺)がある。臭腺の油脂の分泌により濡れていたり、分泌物が付着して汚れて見える個体もいる。会陰部腺は陰部と肛門周囲に位置し、常にベトベトしている。

上尾部腺では周囲の被毛が薄くなっているいることもある。

マーキングに使用

臭腺は物に臭い付け(マーキング)をするのに使われ、マーキングは集団社会生活の中での優劣、縄張りの主張などに有用である〔Gary et al.1974〕。オスはメスと比べて臭腺が発達しており〔Breazile et al.1976;Quesenberry et al.2004)、去勢手術をするとオスの臭腺も萎縮する〔Iburg et al.2013〕。また、肥満な個体や老体では分泌物が過剰に産生される傾向がある。

成分は?

会陰部腺は皮脂腺複合体で構成され、分泌物の成分は揮発性の脂肪酸、アルコール、ケトンからなる〔Judith et al.1979〕。

参考文献
■Breazile JE,Brown EM.Anatomy.In The Biology of the Guinea Pig.Wagner JE,Manning PJ eds.Academiv Press.New York:p53‐62.1976
■Breazile JE,Brown EM.Anatomy.In The Biology of the Guinea Pig.Wagner JE,Manning PJ eds.Academiv Press.New York.p53‐62.1976
■Gary K.BeauchampThe perineal scent gland and social dominance in the male guinea pig Physiology & Behavior13(5):p669-673.1974
■Judith L et al.Perineal scent gland of wild and domestic guinea pigs.A comparative chemical and behavioral study Journal of Chemical Ecology volume5:p737–751.1979
■Iburg TM et al.Gender differences in the anatomy of the perineal glands in Guinea pigs and the effect of castration.Anat Histol Embryol.2013
■Quesenberry KE,Donnelly ™ ,Hillrer EV.Biology husbandry and clinical techniques of guinea pig and chinchillas.In Quesenbeyyr KE Carpenter JE eds.Ferrets Rabbits and Rodents Clinical Medicine and Suegery 2nd.Elsevier.New York:p232-244.2004

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