専門獣医師が解説するイグアナの品種〔Ver.2〕 緑色じゃないじゃん!
目次
品種色々あります
グリーンイグアナは鼻先のツノの有無やカラーで品種分けがなされています。
ツノの有無
かつてグリーンイグアナは鼻先にツノがある種類(Iguana iguana rhinolopha)とツノを欠く種類(Iguana iguana iguana)で亜種分けをされていました。しかし、野生でも亜種間の交配も行われているため、現在はIguana iguanaの1種類に統一されています。
下の写真はツノのないタイプです。
カラーバリエーション
グリーンイグアナはCB(繁殖)個体が多く作られ、アルビノ、アザンティック、エリスリスティック、サンセットアルビノなどが流通しています。それぞれのカラーの交雑種も出回っています。
アルビノ(Albino)
黒色色素が欠乏し、全身が白色のものもいますが、黄色色素が残っているために淡いクリーム色や黄色になることが多いです。
アザンティック(Axanthic)
黄色色素が欠乏しているために青色を帯びた色になり、緑色に近い青色~きれいな青色まで幅があり、お腹のみが青色のこともあります。ブルーイグアナと呼ばれることもあります。
エリスリスティック(Erythristic)
赤色色素が特異的に多く、赤色が協調されています。レッドイグアナと呼ばれています。
サンセットアルビノ(Sunset-albino)
アルビノに、黄色色素だけが加わった品種で、蛍光色をしています。
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イグアナ研究所所長執筆!