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新着記事

  • カエルの抗菌ペプチド

    カエルの感染防御システム カエルの生息環境は、水と陸圏にまたがっているため、体の外表面(皮膚)からも全身的に微生物の感染を受け易い環境にいます。しかし、多くの個体では問題なく、健康でいられますが、その理由は微生物に対する […]

    2022/01/23
  • ラナウイルス感染症~両生類の新興感染症

    両生類がやばい 地球上に生息する両生類において、100種以上が1980年以降に絶滅したと推測され、現存する約6000種の32%の種類が絶滅の恐れがあるといわれています〔Stuart et al.2004〕。減少や絶滅を引 […]

  • カエルツボカビ症~カエルの新興感染症

    両生類がやばい 地球上に生息する両生類において、100種以上が1980年以降に絶滅したと推測され、現存する約6000種の32%の種類が絶滅の恐れがあるといわれています〔Stuart et al.2004〕。減少や絶滅を引 […]

  • 両生類用生理食塩水・両生類用生リンゲル液の作り方

    両生類の水 哺乳類や鳥類の体液の成分は0.9%の塩化ナトリウムですが、両生類は0.65%と哺乳類や鳥類の約2/3です〔佐藤ら 2013〕。 作り方 哺乳類生理食塩水(0.90%NaCl)を0.7倍にすると両生類生理食塩水 […]

  • 両生類の塩水浴について解説

    塩は万能薬? 両生類や水生爬虫類の治療で塩水に浸ける治療があります。魚の治療でよく行われ、塩水浴(えんすいよく)、塩浴(えんよく)と呼ばれており、病気の治療や新しい魚を入れると際に病気予防などに使う万能な治療法と言われて […]

  • 両生類の投薬 | どうやって投薬するのか?

    はじめに カエル、イモリやサンショウウオなどの両生類は個体が小さいものも多く、皮膚からの粘液も出てくるため、保定が難しく、内服薬を経口させることも容易ではないです。また注射も難しく、両生類の皮膚は哺乳類のように伸びる皮膚 […]

  • カエルの動きがおかしい・・・|代謝性骨疾患

    カエルの栄養障害です 与えるエサの栄養の不均衡により、骨が変形することがあります。哺乳類で使用さてている病態である栄養性二次性上皮小体機能亢進症、骨軟化症やクル病、骨粗鬆症などの病名が使われています。しかし両生類において […]

  • カエルはお腹で水を飲む|ペルビックパッチ

    カエルはお腹で水を飲む 両生類の浸透圧調節は、皮膚、泌尿器およびリンパ系が関与しており、他の脊椎動物と比較して、皮膚が浸透圧調節において積極的な役割を果たしているのが特殊です。両生類は口から水を飲まずに、水分は薄い皮膚か […]

  • カエルの風船病|全身性浮腫症候群

    皮膚病は浮腫の原因になる カエルやイモリ・サンショウウオに、全身が浮腫んで(浮腫)体が丸く見える病態が多く起こります。これを両生類の浮腫症候群と呼ばれています。無尾類(カエル)は、広範なリンパ系を持っており、そして皮下に […]

  • 赤肢病レッドレッグス|カエルの細菌性皮膚炎

    カエルの皮膚の細菌感染 カエルに細菌による皮膚病は頻繁に見られる病気です。しかし、多くが飼育が不適切なため、その結果カエルの免疫力が落ちて、感染が成立します。 赤肢病 カエル(無尾類)で最も有名な細菌性皮膚炎は赤肢病(レ […]

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