優しい愛のケア 臆病なモルモット、繊細なチンチラ、賢いデグーの診察は、病院での身体的治療だけでなく、精神的なケアがとても重要です。動物病院では入院はもちろんのこと、診察から検査まで動物に対して、獣医師は愛情をもって優しく […]
臭腺は2つ モルモットは会陰部(会陰部腺)と臀部の背側正中にも臭腺(上尾部腺)がある。臭腺の油脂の分泌により濡れていたり、分泌物が付着して汚れて見える個体もいる。会陰部腺は陰部と肛門周囲に位置し、常にベトベトしている。 […]
致死性白症候群(LWS) 致死性白症候群(LWS:Lethal White syndrome)とは特定の毛色のモルモットの交配の結果生まれてくる致死的な白色のモルモットの病態を指します。ローン×ローンまたはダルメシアン× […]
人の脂肪肝の実験動物 モルモットに肝リピドーシス(脂肪肝)が好発し、人の非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の実験動物として多数の研究でも使用されています〔Ye et al.2003,Zhang et al.2013 […]
モルにおもちゃって必要なの? モルモットはストレスを受けやすい動物で、精神的にも隠れ家的な小屋が必要になります。小屋がないと隠れる場所を失うためく、モルモットは不安を感じます〔Banjanin et al.2004〕。ま […]
モルモットフードとは モルモットの栄養学の詳細は分かっていません。しかし、実験動物ではいくつかの栄養成分の推奨値が出ており、ペットにも当てはめてペレットが作られています。 選び方 ビタミンCが配合されているか? 体内でビ […]
鼻炎や肺炎 上部気道炎として鼻炎、下部気道炎として肺炎が、モルモットでよくみられる呼吸器疾患です。鼻炎は、漿液性あるいは化膿性の鼻汁ならびに鼻孔拡大がみられ、結膜炎も起こしていることもあります。鼻汁は感染によるものでは白 […]
なぜ欠乏するの? モルモットの肝臓においてD-グルコースからアスコルビン酸を生成するのに必要なLグロノラクトンオキシターゼという酵素を欠くため、食餌から補給する必要があります〔Nishikimi et al.1992〕。 […]
カルシウムが原因でやばいことに・・・ モルモットではカルシウムによる尿結石ができやすいことが有名です。これは摂取するカルシウムが多いことが原因であることは有名です。他にもカルシウムが内臓や目に沈着したり(異所性石灰化)、 […]
実験動物の代名詞 モルモットというとマウスやラット、ウサギ以上に実験動物の代名詞といったイメージが強く、実際に様々な研究分野で活用しています。実験で使用される理由は、モルモットは動物個体の生産性が高く、人の解剖生理ならび […]
モルはこんな奴です 社会生活の中でモルモットは様々な行動表現を示します〔Bradley 2001〕。これらの行動を理解することでモルモットの考えがよく分かり、コミュニケーションをはかってスキンシップが上手くとることができ […]
骨性分離腫って? モルモットの虹彩角(隅角付近)の領域で組織の骨化が起こり、大半が偶発的に発見されます〔Griffith et al.1988,Schaffer et al.1995〕。骨化は前房内の虹彩と角膜の間に不規 […]
品種・生態・飼育・疾病が細かく書いてあるカラーアトラス 著者:霍野 晋吉 横須賀誠 発行:緑書房 2022年 カラーアトラスエキゾチックアニマル哺乳類編 第3版 種類・生態・飼育・疾病 [ … 価格:5280 […]
Drツルが共著!アカデミックな本です! 監修:浅利昌男 出版:緑書房 お求めはコチラ! 書評 おちんちんって言葉は興味深いですね。モルモットはもちろん、色々な動物のことが著名な先生たちによって書かれており、Drツルも知ら […]
東京を中心とした関東圏で、モルモットの保護・飼養環境向上啓発のために活動しているボランティア集団です ●保護ボランティアとしては、主に公的機関からの依頼により、遺棄モルモットの保護・不適切飼養対応に関するアドバイスの他、 […]