専門獣医師が解説するハムスターの飼育〔Ver.4〕
夜の地下生活者のハムスター
全てのハムスターは夜行性で、地下に巣穴を掘って生活をしています。飼育に関して、種類によって多少の違いがあります。
飼育
実験動物では実験動物用ケージと実験動物飼料という質素なスタイルで飼育されています。しかし、ペットでは様々なケージやエサの選択が可能で、ケージのレイアウトも好きなように組むことができるのも楽しみになっています。
飼育頭数
ゴールデンハムスターは2頭以上を同じゲージに入れると、けんかをすることが多く、別々のケージで飼うようにしましょう(単独飼育)。特にメスは気が強いため、注意して下さい。なわばり意識が強いので、ケンカをするだけで終わらず、相手を食い殺すこともあります。チャイニーズとドワーフハムスターは、野生でもつがいでいるので、同じゲージで飼っても大丈夫です(複数飼育)。しかし、相性が悪い場合は単独飼育をしないといけません。基本的には1頭ずつ飼育した方がよいでしょう。
ロボロフスキーハムスターは環境に敏感で、ハムスターを飼いなれていない人には扱いにくい種類です。鑑賞用のハムスターと考えて飼育するのがよいでしょう。また、野生では集団で生活をしているので、複数で飼うこともできますが、その場合は幼体から一緒に飼いはじめたほうがよいです。
ケージ
ケージの中に床敷、エサ売れや給水器、小屋などをレイアウトして設置して下さい。
ハムスターは綺麗好きなので、小屋とトイレは放しましょう。給水器の水がエサ入れの中に垂れないようにして下さい。
表:ケージの中に設置するグッツ
グッツ | 必要度 |
小屋 | ◎ |
エサ入れ | ◎ |
給水器 | ◎ |
トイレ | 〇 |
トンネル | 〇 |
かじり木 | 〇 |
砂場 | △ |
ハムスターは木などに登らず、地下に巣穴を掘る生活をしています。2階建てのような階層のあるケージも売られていますが、落下や四肢を挟みこむ事故(骨折など)に注意して下さい。
ケージは金属製のワイヤーの金網タイプ、プラスチックやアクリル製の箱型あるいは水槽タイプがあります。ハムスターはかじる習性があるため、紙製や木製のものは使用しないで下さい。金網タイプのケージは、金網に四肢を挟むこむ骨折などの事故以外に、金網をかじると切歯が破折するような事故や不正咬合になり、安全性にややかけます。
かじることは習性なので辞めさせることはできませんので、必ずかじり木を与えて下さい。
箱型や水槽タイプのケージの利点は、気密性に優れているために保温効果が高く、そして骨折などの事故を防げます。欠点は、換気が悪いために掃除を怠ると、オシッコや糞の臭い(アンモニア濃度)が強くなり、湿度の調節が難しくなることです。
箱型や水槽タイプのケージは天井にのみ金網が付いているようなハイブリットタイプがあります。しかし、小屋に登って天井に届かないようにしないといけません。
衣装ケースを箱型タイプのケージとして飼育できます。しかしハムスターにかじられないように注意して下さい。
表:ケージの特徴
金網タイプ | 箱型タイプ・水槽タイプ |
通気性がよい(夏は涼しい) | 通気性は悪い(オシッコの臭いがこもる) |
保温性がない(冬は寒い) | 保温しやすい(オシッコで湿気ががこもる) |
事故が多い | 事故が少ない |
回し車や給水器が壁に装着できる | 回し車や給水器が壁に装着できない |
ケージは床面積が広いものを用意してあげましょう。ゴールデンハムスターの推奨されるケージの大きさは実験動物で過去に数多く報告されてきました。しかし、この数値は最低値であり、この空間で十分な活動量を補えません。
ハムスターは意外かもしれませんが、一晩でかなりの長い距離を動き回ります。狭すぎるケージでは運動不足になり、ストレスになります。小型のジャンガリアンハムスターでは、横幅と奥行が40cm位の広さが必要となります。ペアなど複数のハムスターを1つのケージで飼育することもできるジャンガリアン、キャンベル、ロボロフスキーでは、上記の目安よりも1.5倍程度広いスペースが必要かもしれません。
大型のゴールデンハムスターでは、横幅50cm、奥行30cm位の広さが最低でも必要となります。
ケージの大きさを優先するのではなく、自然の行動が再現できるように、トンネル、ブロック、回し車を設置することが理想とされています〔Kuhnen 1999〕。これらの物を置くことで、複雑な行動もできてストレス発散にもなります。
小屋
巣穴で生活するハムスターにとって、暗くて体が隠れる場所が必要です。自分一人で落ち着ける小屋を必ず1つ用意して下さい。トンネルとともに小屋に潜ることは、ハムスターの三大習性の一つです。木製の小屋だとかじり木の役目にもなります。
小屋の中に餌を蓄える習性がありますが、これはハムスターの三大習性の一つです。好きなだけやらせてあげましょう。しかし、小屋の中で餌が腐っていることもあるので、定期的に綺麗にして下さい。
床敷
床敷をたっぷりと厚く敷いてあげると、その中に潜る習性もあります。
今まで床敷は木製チップが主でしたが、牧草、紙製チップ、コーンチップ、綿、土なども使用されています。
トイレ
基本的にケージの四隅で排尿します。四隅の同じ場所にすることが多いので、そこにトイレを設置すれば、しつけができるかもしれません。しかし、ロボロフスキーハムスターはトイレを覚えないことが多く、ケージの中でどこでも排尿をしてしまいます。
温度・湿度・照明
温度
ゴールデンハムスターは寒い冬になると冬眠することがあります〔米田 1991〕。冬眠すると体力を消耗したり、そのまま死亡することもあるため、冬眠をさせない方がよいでしょう。
冬の寒い時は保温が必要になります。エアコンなどでケージの部屋を暖めてもよいのですが、電気代がかさむことから、一般的にはケージの中だけを暖める保温器具が使われています(温度・湿度)。
ケージを直射日光が当たる所や閉めきった部屋に置くと、熱中症になる可能性があるので注意して下さい。夏の暑い時はエアコンなどで温度を調節しましょう。小動物用の体を冷やす保冷グッツを使用するのも良いです。
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湿度
特に夏はケージの中に熱がこもりやすくなるため、しっかりと水を与え、そして床敷などは少なくし、掃除の回数を増やすとよいです。床敷はオシッコや糞で汚れて湿度が上がりやすくなりますので、頻繁に掃除してあげましょう(温度・湿度)。特に水槽ケージの中は湿気がこもりやすいために、風通しのよい所にケージを置いて下さい。
照明
夜行性の動物なので、日光浴をさせる必要はありません。屋内でも昼夜の明暗をつけてあげましょう。
表:温度・湿度〔実験動物施設基準研究会 1983〕
温度 | 20-26℃ |
湿度 | 40-60% |
・ジャンガリアンとジャンベルの飼育頭数は相性次第
・ケージは高さは不要で、広くて潜れる環境を作る
・金網タイプ、箱型タイプ、水槽タイプのケージがある
・金網を齧って歯を折る、足を挟んで骨折するのは金網タイプ
・潜る習性があるので床敷を厚く敷き、体が隠れる小屋を置く
・低温にすると冬眠するので注意
・エサをため込むのは習性
・ロボロフスキー以外はトイレを覚える
食事
餌
基本的にハムスター用ペレットを中心に、種子や野菜などを与えます。ペレットのみのでも栄養学的には問題はありませが、ハムスターに食べる喜びを与えるために、他の食材もバランスよく組み合わせて与えます。時にタンパク源としてミルワームを与えてもかまいません。
活動し始める夕方から夜の早い時間にかけて給餌します。
ゴールデンハムスターは自由に餌を食べるような環境にさせても、一気に食べるようなことはなく、約2時間毎に食べる習性があります〔Borer et al.1979〕。ペレットや種子は常にエサ入れに入れておき、しおれやすい野菜は時間を決めて新鮮なものを与えて下さい。果物やおやつなどはコミュニケーションの一環として、時々与える程度にとどめましょう。
ハムスターは好物の餌を頬袋に溜め込んで、後で出して食べることもあります。これもハムスターの習性です。実際の採食量を確認することは困難です。
餌容器に入っている餌を巣まで運びこむ習性があるため、小屋や床敷の下にエサが隠されていることがあります。梅雨や夏では、隠された餌が腐ったりするので、時々ケージ内をチェックして、取り除いてあげましょう。
ハムスターの栄養学の詳細は分かっていません。ハムスター用ペレット(ゴールデンハムスター)の栄養要求量は、 粗タンパク15%、粗脂肪5%〔Committe on Animal Nutrition 1987〕ともいわれていますが、いまだ論議されています。
タンパク質
実験動物のげっ歯類用ペレットでは約22%の粗タンパク質が必要量とされていますが〔Balk et al.1987〕。しかし、ゴールデンハムスターの要求量は、13.7~22%〔Arrington et al.1966,Arrington et al.1979,Horowitz et al.1966,Banta et al.1975〕と幅が広く、成長期や妊娠期では24%くらいが必要とされています〔Harkness et al.1989,Birt et al.1981〕。
おやつなどの蛋白が少ないエサを主食にすると、脱毛や皮膚炎が起こりやすくなります〔Carpenter et al.2000〕。
一般的に市販されているハムスター用ペレットは、粗タンパクが15〜24%の商品が多く、これらの商品で大きな問題は起こっていません。
脂質
げっ歯類ペレットの粗脂肪は4〜6%が理想とされてます〔Knapka et al.1977〕。ゴールデンハムスターでは、3.1~5.0%が必要量と報告されていますが〔Knapka et al.1974〕、詳細は分かっていません。高脂肪食では、体重増加は顕著ですが、死亡率は高くなります〔Knapka et al.1974〕。ヒマワリの種子などの脂肪が多いエサを与えると肥満だけでなく、高脂血症や動脈硬化が起こる恐れがあり〔Hayes et al.1993〕、短命になります。一方で脂質が欠乏すると、脱毛やフケなどの皮膚病〔Christensen et al.1952〕、成長不良〔Holman 1968〕が起こります。
繊維質
粗繊維が少なく、糖質やでんぷんが多い、おやつや果物などのエサは、死亡率が高くなります〔Salley et al.1962〕。粗繊維は腸内細菌の維持に必要な栄養素で〔Snog-Kjaer et al.1963〕、腸内細菌は、繊維質を分解して、消化・発酵に役立ちますので〔Banta et al.1975〕。ハムスターは、他のげっ歯類と同様に、食糞を行います〔von Frisch 1990〕。
ビタミンとミネラル
正常な骨形成には、カルシウム(Ca)が0.6% 、リン(P)が0.35%の飼料が必要です。ビタミンDが欠乏しているとCaが0.47%、Pが0.2%でもくる病が発生します〔Jones1945〕。その他ビタミンやミネラルなどの要求量は正確には分かっていませんが、欠乏症などの報告は数多くされています〔Nutrient Requirements of the Hamster 1995〕。なお、ハムスターは食糞をすることでビタミンKを摂取します。
水
ハムスターは乾燥地域に住んでいるため、大量の水を必要とする動物ではありません。特にドワーフハムスターでは水を積極的に摂取しませんが、水分が要らないのではなく、少量の水でも生存できるのです。このようなハムスターでは、野菜を多く与えることで水分摂取を補うようにして下さい。給水器はボトルタイプの給水器が使われます。
表:ゴールデンハムスターの採食量
項目 | 1日の体重100gに対する量 | 参考文献 |
飲水量 | 8-10mL | Bauck et al.1997 |
オス 5mL | Fitts et al.1981 | |
メス 14mL |
・ヒマワリを与えすぎない
・水の代わりに野菜を食べるハムスターもいる
・幼体では野菜を与えての下痢に注意する
ケア
ケージの中にハムスターをいれてエサを与えるだけという単調な飼育は、成長や健康維持、繁殖のみならず、精神的的なストレスの原因になります。ハムスターが持つ野生本来の行動を発現できるような環境作りのために、生息地に適応した体の特徴や生態を、環境エンリッチメントに沿って考えて下さい。
ハムスターの場合、ケージを広くしたり、回し車で運動させる以外に、ケージ内では物をかじる、巣穴に潜る、エサを蓄えるという三大習性を満たすことがエンリッチメントを満たすことになります。
運動
ケージから出して、部屋やサークルで遊ばせることは運動にもなり、ストレス対策にもなりますが現実的に部屋で放すと、家具の隙間に入ってしまったり、下敷きになったり、人に踏まれしまったり、観葉植物があるとかじって中毒が起こすことがあります。飼い主が観察していない限りあまりお薦めできないかもしれません。
活発な動物で、飼育での最低の運動量は一概に定まっていません。広いケージで飼う以外にも、ケージの中で小屋に乗ったり、トンネルを潜るなども行動の範囲を広げます。
一番楽に運動量を増やすには、回し車を回すことでしょう。ハムスターのストレスを減らす効果もあります〔Kevin et al.1998〕。
かじり木
物をかじることは三大習性の一つです。不正咬合の予防にもなりますので、かじり木になるような物を置いてあげましょう。
木製の小屋やトンネルもかじらせる目的で与えるのもよいです。木に興味ない場合は、トイレットペーパーの芯、硬いトウモロコシや松ぼっくり(商品として販売されています)などを好む場合もありますので、性格にあったものを選んであげて下さい。
トンネル
巣穴に潜ることは三大習性の一つです。小屋だけでも十分ですが、おもちゃとしてトンネルを与えると好んで潜りますので、行動が広がります。
コミュニケーション
ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターなどの種類は、馴れるように人とのコミュニケーションをとった方が扱いが楽になることがあります。ストレスにならないように少しずつ馴らしていきましょう。気が立っていると、かまれることもありますので注意して下さい。クロハラハムスターやロボロフスキーハムスターは性格的に人とのスキンシップは好みません。
コミュニケーションをとって馴らすには、最初に好物のエサを手渡しであげてみます。
手に馴れるように臭いを嗅がせ、手を恐がらないようになったら、両手でそっとすくい上げて手のひらに乗せてみてください。まずは手に乗せられるようになりましょう。
体が小さいロボロフスキーハムスターは部屋で放したり、手のひらに乗せたりすると、逃げて捕まらなくなることもありますので、無理しないで下さい。
砂浴び
飼育下では、砂浴び(砂浴による皮膚や毛の清浄)や爪切りなどが必要になることがあります。砂浴びは積極的には行わないハムスターもいますので、無理にさせる必要はありません。また、砂浴びの場所とトイレの区別がつかないことも多く、トイレの砂で砂浴びします。
野生では砂漠に近い環境で生活をしていたため、細かい砂が大好きです。トイレ砂も砂浴び用の砂も違いはないようなので、ハムスターにとって区別ができません。トイレの砂浴びも実際の害はほとんどないので、兼用したり、そのままにしておいても問題ありません。ケージの外側に取り付ける砂浴び容器というものがありますので、ケージの中が飛び散った砂で汚れません。
ブラッシング
毛が生え変わる春や秋は、歯ブラシなどでブラッシングをしてあげるのもよいです。特に長毛種は自分で毛づくろいをすることで、飲み込んだ毛による消化管閉塞が起こりやすく、急死することも珍しくはありません。しかし、かみ癖のあるハムスターやロボロフスキーハムスターでは無理して行わないでよいです。
爪切り
野生では爪を削る環境がありますが、飼育下では爪が伸びすぎることがあります。おとなしい性格であれば定期的に切ってあげましょう。
・三大習性は、物をかじる、巣穴に潜る、エサを蓄える
・かじる習性があるのでかじり木を与える
・砂浴びは必須でない
・爪が長い場合は切る必要がある
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参考文献
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■Arrington LR,Ammerman CB,Franke DE.Protein requirement of hamsters fed a natural diet. Lab. Anim. Sci29.469–471.1979
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■Banta CA,Warner RG,Robertson JB.Protein nutrition of the golden hamster.J.Nutr.105.38–45.1975
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